あなたの冷えの症状はどれ?チェックシートで原因を知ろう! あなたはどれ?自分の冷えタイプをチェックしよう

あなたは手や足の先が冷えていたり、消化不良を起こしやすい、腹痛が良くある、体温の平均が35℃台などで悩んではいませんか?もしそうならば、冷え性の可能性があります。
自分が冷え性だと自覚していない人も多く、知らぬ間に身体に負担をかけてしまっていたり、冷え性が原因で深刻な状態になっていることも考えられます。
今回は、自分が冷え性かどうかを知るための○×チェックや、詳しいチェックシートを準備しました。まずは自分は冷え症なのか、どのタイプの冷え性なのかを把握してみましょう。
目次
1分でわかる!カンタン冷え性○×チェック
冷え性は自覚をしづらいので、自分が冷え性なのかどうかもわからないという人も多いのではないでしょうか?
まずは以下の項目に当てはまる部分にチェックをし、自分が冷え性なのかどうかを確認していきましょう。
チェック①:寝相が良いほうだ
私たちは、寝ているときに姿勢を変えながら身体の凝りや疲れを取っています。動くことで体温も上昇するので、寝ている位置から少しずつ動いて体温調節を行っています。
しかし冷え性の人は、寝返りを打ったとしても移動した場所の布団が冷たいため、自分が寝ていた元の暖かい位置に戻ってしまうのです。
朝起きた時に昨夜寝た時と同じ状態のままだったり、布団が乱れることなくきれいな状態だった場合は、寝相が良く寝返りを打っていない可能性があります。
チェック②:耳を折ると痛い
耳が固く耳の上部を折ると痛みを感じる人は、身体を温める血液が毛細血管までしっかり通っていない状態の可能性があります。
血液が身体の隅々まで行き渡っていないので、本来暖かくて柔らかい耳が冷たくなり、さらに固く折ると痛みを感じてしまうのです。
チェック③:朝起きるとお腹が冷たい
朝起きた時に冷え性かどうかをチェックする方法があります。まず、朝起きた時に布団から出ずに脇に手を挟め5秒キープし、脇には冷めた手でお腹を触わってみましょう。
この時に、脇と比較してお腹が冷たいという場合は内臓が冷えている証拠です。
チェック④:毛深くなった
身体が冷えると、冷えから身体を守ろうと自然と毛が濃くなります。最近毛が濃くなったという人や、お腹や手や足の毛が多くなったという人は、毛が濃くなった部分が冷えているという証拠でもあります。
最近は脱毛なども流行っていますが、毛は身体からのメッセージでもあるので、見落とさないように注意をしておくと良いでしょう。
さらに詳しく!冷え性チェックシートでタイプを知ろう
冷え性にはタイプがあります。症状によって冷えのタイプを知ることができるので、以下の項目に当てはまる部分にチェックをしていきましょう。
1番チェックが多くついたものが、あなたの冷えのタイプになります
冷え性タイプ①:末端冷え性タイプ
まずは、末端冷え性対タイプのチェックポイントです。
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冷え性タイプ②:ほてり冷え性タイプ
次に、ほてり冷え性タイプのチェックポイントです。
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冷え性タイプ③ :全身冷え性タイプ
次に、全身冷え性タイプのチェックポイントです。
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冷え性タイプ④:内臓冷え性タイプ
最後に、内臓冷え性タイプのチェックポイントです。
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タイプ別!冷え性の原因と改善方法
上記のチェックシートで自分がどの冷え性のタイプなのかを知ることができたら、次はタイプ別の冷え性の原因と改善方法を見ていきましょう。
原因がわかれば、冷え性を効率よく改善させることが可能になりますよ。
①:末端冷え性タイプの原因
手先や足先が冷える末端冷え性は、20~30代の女性に特に多く身体を冷やすことが主な原因です。末端冷えの原因を見ていきましょう。
1) 血流が滞っている
デスクワークなどで長時間同じ体制でいると、血流が滞り手先や足先までしっかり流れることができなくなります。
特に座っている状態では負担のかかるお尻の筋肉が硬直するので、下半身の血流が悪くなり結果的に末端冷え性を発症するのです。
座りっぱなしは冷え症には良くないので、30分〜1時間ごとにストレッチをしたりマッサージをするなどして血流をよくするようにしましょう。
2) 自律神経の乱れ
交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかずに乱れてしまうと、血管が収縮し血液が身体の端まで流れにくくなります。
自律神経の乱れは、ストレスや疲労・睡眠不足原因として考えられますが、女性の場合は月経も原因のひとつです。ホルモンバランスが乱れることで自律神経も乱れやすくなります。
月経による出血で、腹部に血液が集中してしまうため、さらに手足が冷たくなってし舞うこともあるでしょう。末端冷え性の人は、日ごろから身体を温めて血流を良くしておくことが改善させる方法です。
3) 筋肉が少ない
男性と比べると女性は筋肉量が少ない傾向がありますが、筋肉は血液を送り出すポンプのような働きをしているのでとても大切です。
筋肉量が少ないと血液をめぐらせる力も弱いので、身体の端にまでしっかり血液を行き渡らせるためには筋肉をつけることが必要不可欠です。
末端冷え性を改善させるために、生活の中に適度な運動を取り入れ、筋力をつけるようにしましょう。
②:ほてり冷え性タイプの原因
ほてり冷え性は、全身冷え性になる一歩手前の状態です。ほてり冷え性の原因を見ていきましょう。
1) 血管が収縮している
ほてり冷え性は、体内の機能を担っている交感神経と副交感神経が緊張し、血管が収縮してしまうことで全身に血液が流れにくくなっていることが原因です。
副交感神経が機能している夜の身体は血流が穏やかになりリラックスをした状態になりますが、朝起きて活動をする時間になると交感神経が機能し、身体を温める血液が体中に行き渡ります。
しかしこの機能が緊張してしまっていると、朝と夜の体内の切り替えがうまくいかなくなり、血管が収縮してしまうようになります。狭くなった血管では血液もスムーズに流れることができないので、手先や足先、顔が冷えてしまうのです。
血流を良くするためにはお風呂にしっかり浸かり、適度な運動をして身体を温め、血液が流れやすい血管にするために自律神経を正常化させることがとても大切です。
2) 体温調節機能が麻痺している
常に暖房が効いている室内にいたり厚着をしていると、体温調節を上手にすることができなくなります。厚着をしたりホッカイロなどのあったかグッズで身体を温めることも大切ですが、外側から温めすぎてしまうと体温の調整を自らできないようになってしまうのです。
体温の調整機能が麻痺していると寒くても体温を自力で上げることができずになってしまうので、この機能を正常化させるために厚着はやめてストールやカーディガン、ひざ掛けなどを利用し、寒いと感じたときにサッと羽織るくらいにして常日頃から厚着をするのは避けるようにしましょう。
③:全身冷え性タイプの原因
末端冷え・ほてり冷え・内臓冷えが進行した全身型冷え性は最も深刻な状態です。1年中寒さを感じ靴下の重ね履きやヒートテックは必須、35℃台の平熱で低体温の全身冷え性は長年の冷えが蓄積した、いわば冷え性の最終形態です。
この全身型冷え性の原因を見ていきましょう。
1) 身体を冷やしてしまっている
冷たい飲み物や、身体を冷やすキュウリやキャベツなどの生野菜も身体を冷やす原因です。特に女性は美に敏感な傾向があるので、ダイエットのためや健康のために生野菜を食べているという人も多いのではないでしょうか。
生野菜はカロリーも少なく、たくさんの栄養素が含まれているので美には効果的ですが、残念ながら冷え性の人には不向きな食べ物です。
また、汗をかいた時には冷たい飲み物を欲しやすくなりますが、それも身体を冷やす原因です。全身型冷え性の人は、特に食べ物・飲み物にも気をつけなければなりません。
生野菜よりも温野菜を摂るようにし、飲み物も白湯や温かいお茶・生姜湯など内側から身体を温めるようにしましょう。とにかく身体を冷やさないことが鉄則です。
2) シャワーだけで済ませている
時間が無いからと湯船につからず、シャワーだけで済ませてはいませんか?お風呂は、身体を芯からしっかりじっくり温めることができる時間でもあります。
一方シャワーだけではお湯が当たる場所も限られており、お風呂のように浸かることはできないので、身体をしっかり温めることができません。
忙しい時代ですので、なかなか湯船に浸かる時間がないという人も多いかと思われますが、なるべる湯船に浸かるようにし全身をしっかり温めるようにしましょう。
どうしても時間がないという日は、温めたタオルで首・脇を温め、足湯だけでもするようにしましょう。
3) 運動不足
全身型冷え性の人は、筋力が少ない傾向があります。筋肉は、血液を送りだすポンプに役目を果たしていますが、筋肉が少ないと1回に血液が送り出される量も少ないので、全身に血液が行き渡らなくなってしまうのです。
また筋力をつけるために運動をすることで代謝もアップするので、全身型冷え性の人は運動で筋肉をつけるようにしましょう。
ランニングやウォーキング、腹筋やスクワットもいいですが、時間がないという人や飽き性な人は継続することができるように、自分に合った「ながら運動」を見つけると良いでしょう。
④:内臓冷え性タイプの原因
手や足、顔は暖かいのにお腹だけが冷えている内臓冷え性の原因を見ていきましょう。
1) 代謝が低下している
内臓の冷えは血液の流れが悪く、代謝が落ちたことが主な原因です。疲れやストレスで血管が委縮し、内臓の機能が低下しているので腹痛や便秘・下痢などの症状が出るのです。
腹筋でお腹の筋肉を鍛えて、食事や飲み物は常に暖かいものを摂るようにし、腹巻でお腹を内側・外側から温めるようにしましょう。
2) 食事の偏り
消化や栄養の分解などをしている内臓に、常に脂っこいものや冷たいものなどバランスの悪いモノがどんどん入ってくると、栄養不足によりますます機能が低下してしまいます。
さらに、暑いからといって冷たいものばかりを摂取しても、内臓に負担がかかっていることが多く、血管が萎縮しさらに内臓の冷えを加速してしまうこともあります。
野菜が苦手だという人や食べる時間がないという人もいるかと思われますが、内臓の冷えにはバランスの良い食事がとても大切です。内臓だけではなく、身体を内側からしっかり温めてくれる効果のある生姜やニンニク、スパイスなどを積極的に摂るようにし、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
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まとめ
冷え性には様々なタイプがあります。初めは軽い冷えでも、そのままにしてしまうとのちに様々な症状を引き起こし、不調を起こしてしまう可能性もあります。
早い段階で自分が冷え性だということを知ることができれば、その分改善させることも難しくはありません。
また、今は冷え性に悩まされていないという人でも、今の食・生活習慣が原因で冷え症を悪化させてしまうという可能性もあります。
日頃から身体を温めるように心がけ、辛い冷え性に悩まされない快適な生活を送れるようにしましょう。
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