エイジングケアはいつから?何から始める?今日から始める美肌キープ習慣

SkinCare

肌の乾燥やくすみ、小じわなど、年齢と共に徐々に感じる肌の変化。

「スキンケアを変えた方がいい?」「エイジングケアを意識するべき?」同じケアを続けていていいのか不安になることってありますよね。

ここでは、そんな肌の変化が気になる方に向け、エイジングケアについて詳しく解説。肌が老化する原因をチェックして、今から始められるエイジングケアを実践していきましょう!

エイジングケアっていつが始めどき?

エイジングケアとは「年齢に応じた肌のお手入れ」のこと。年齢を重ねる内に体が変化するように、肌も変化しています。

乾燥や毛穴の広がり、ほうれい線など、年齢を感じさせるような変化は20代から少しずつ始まっています。

「以前は気にならなかったのに最近気になる」という変化は、加齢によるエイジングサインの可能性が。

そんな肌の変化を感じ始めたときが、エイジングケアの始めどきです。

肌を若返らせる、老化をストップさせることは難しいですが、年齢に沿った美しさを保つことはもちろん可能!

今の自分をもっと輝かせるために、エイジングケアを始めていきませんか?

肌の変化はなぜ起こる?肌が老化する原因

年齢と共に肌は変化していくもの。エイジングケアを行う上で、その変化の理由を知っておくことは重要です。

まずは、肌が老化する原因をチェックしていきましょう。

原因1:紫外線ダメージ

肌が老化する大きな原因は紫外線だと言われています。地表に届く紫外線は紫外線A波(UV-A)と紫外線B波(UV-B)。

UV-Aは肌の奥、真皮層にまで到達し、肌の弾力を保つエラスチン繊維やコラーゲン繊維にダメージを与えます。

また、UV-Bはメラニン色素を増加させたり、肌に炎症を起こしたりする原因となるものです。

紫外線対策が疎かになっていると、シワやたるみ、シミができやすい肌になってしまいます。

原因2:乾燥

肌が乾燥すると角層の水分量が減少するため、 ごわつきや化粧ノリの悪さを感じることがあります。

さらに、きめの整った肌と比べて光の反射量が低下するため、 くすみを感じやすくなります。

乾燥は小じわを引き起こす原因になることも。

原因3:酸化

鉄が錆びたり、果物が茶色く変色したりする「酸化」。肌でも同じようなことが起こっています。

体内で活性酸素という物質が増えると、細胞を傷つけシワやシミを引き起こすことに。

活性酸素はストレス、喫煙、食生活の乱れなどが原因で発生します。

原因4:ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があり、体は一定の周期でその分泌量を変化させバランスを保っています。

女性らしい体を作るポイントとなるのは「エストロゲン」という女性ホルモン。しかし、その分泌量のピークは20代後半~30代前半でその後は徐々に減少していきます。

女性ホルモン自体は増やそうと思っても増やすことはできないものですが、ストレスや乱れた食生活などが原因で分泌量が低下し、ホルモンバランスが乱れてしまうことが。

ホルモンバランスの乱れは、髪や肌の健康を損なうことに繋がってしまいます。

原因5:ターンオーバーの変化

肌は一定のサイクルで生まれ変わっています。

この代謝のしくみをターンオーバーと呼び、そのサイクルが乱れると肌の生まれ変わりに必要な酸素や栄養素が循環しにくくなってしまいます。

年齢を重ねるにつれて新陳代謝は低下していくものですが、それ以外にも ストレスや生活習慣の乱れがターンオーバーのサイクルを乱すことに。

肌の生まれ変わりが遅いと肌がくすんで見えたり、メラニンの排出スピードが遅くなりシミを作る原因になったりと、年齢を感じさせるサインが出やすくなるのです。

原因6:摩擦による肌への刺激

メイクをしっかり落とそうと、時間をかけて肌をこすってはいませんか?

摩擦による刺激も肌にダメージを与える原因。

肌の表面の層である「角層」は、外部刺激から肌を守るバリア機能と保湿の役割をしていますが、その厚さは0.02mmと非常に薄い層。

ゴシゴシと肌を擦るのは、角層にとって大きなダメージ!肌の調子を悪くする原因になってしまいます。

今日からできるエイジングケア!美肌キープの習慣

ちょっとした癖や習慣が肌の老化を促進している可能性が。日焼け、ストレス、乱れた生活習慣には要注意!

肌の悩みは、スキンケアアイテムを変えるだけで解決できる訳ではありません。生活習慣を変えることも立派なエイジングケア!

年齢に応じた美しさを保つため、今日から始められる美肌キープの習慣をご紹介します。

季節や天候問わず日焼け止めはマスト

夏だけでなく、紫外線対策は一年中が基本。

肌のシワやたるみの原因となるUV-Aは4~9月が強い時期、シミやそばかすの原因となるUV-Bは7~8月がピークに当たりますが、冬になっても照射量が0になる訳ではありません。

朝のスキンケアの後に、日焼け止めやUV効果のある下地などで紫外線対策をしましょう。

紫外線は窓ガラスや雲を透過して肌に届きます。外に出ないという日でも油断は禁物です。

アウェイク プットオンアハッピーフェイス ティンティド モイスチュアライザー 4,180円(税込み)

化学物質の使用を抑え、植物由来の原料にこだわる「アウェイク」。

スキンケア効果の高いCCクリームは、透明感のあるしっとり肌を保ちながら高い紫外線カット効果も発揮!

ブランド アウェイク(→公式サイト
特徴 SPF50+/PA++++
内容量 30ml
筆者も使用していますが、肌がナチュラルにトーンアップする感じ。
CCクリームはカバー力が低いイメージがありましたが、こちらは気になる毛穴や顔の色ムラをカバーしてくれます。
1プッシュで素肌っぽいナチュラル肌、2プッシュでしっかりカバーと、量で仕上がりを調整できます。
その日の気分で調整できるのが嬉しいです♪

栄養バランスのとれた食生活が大切な理由は、野菜や肉など食材に含まれる栄養素は健やかな体をつくるもととなっているため。

栄養バランスのとれた食事

以下は一例ではありますが、肌の状態を整えるために欠かせない栄養素です。

栄養成分 働き 含まれる食品例
タンパク質 体の細胞を作る (牛や豚などの)赤身の肉、鶏胸肉、アジ、卵など
ビタミンA 皮膚や粘膜の健康を保つ ほうれん草、かぼちゃ、ニンジン、レバー、卵黄など
ビタミンC メラニン色素の沈着を防止する ブロッコリー、カリフラワー、柑橘類、キウイ、イチゴなど
ビタミンE 過酸化脂質の生成を抑制する
免疫機能を高める
ナッツ類、植物油、ほうれん草、ブロッコリーなど
食物繊維 腸内環境を整える ひじき、大豆、さつまいも、きのこなど

ビタミンA、C、Eは抗酸化作用の高い栄養成分。サビない体をつくるためにも積極的に摂りたいものです。

また、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをする大豆イソフラボンにも注目!豆腐や豆乳といった大豆製品を積極的にとることも美肌づくりのポイントです。

眠る直前のスマホ習慣はNG!

人は一晩眠る間に「レム睡眠」と呼ばれる浅い眠りと「ノンレム睡眠」と呼ばれる深い眠りを繰り返しています。

深い眠りである「ノンレム睡眠」中は、体も脳も休んでいる状態。この間に成長ホルモンが分泌されます。

◆成長ホルモンの働き◆
・心身の疲れやストレスを解放する
・肌を含めた身体全体の組織の修復を行う

特に入眠後約3時間が成長ホルモンの分泌が最も活発な時間だとされています。

眠る直前までスマホに手が伸びてしまいがちですが、深い眠りに入るのを妨げてしまうので要注意!

寝る30分~1時間前にはスマホから離れ、読書をしたり、リラックスできる音楽を聴きながら軽くストレッチしたりするのが快眠のためにはおすすめです。

肌に負担をかけないクレンジング

スキンケアは肌を動かさないように優しく行うのがポイント。特に指に力が入りやすいクレンジングは、優しく行うことを意識するのが大切です。

ほかにも、クレンジングで気を付けたいポイントはこちら。
✔ポイントメイクはリムーバーで事前に落としておく
✔クレンジング剤でマッサージはNG
✔ぬるめのお湯で洗い流す

一度にメイクを落とそうとすると、隈なく落とそうと肌をこすり過ぎてしまう場合が。

時間をかけたクレンジングは肌に必要な油分や水分まで落としてしまう恐れがあります。

また、熱すぎるお湯は乾燥を招いたり、冷たすぎる場合は毛穴が閉じてメイク汚れを落としきれなかたりすることも。

体温より少し低いくらいの温度のお湯で洗い流しましょう。

リラックスタイムでストレス解消

肌の老化を招くのは紫外線などの外部刺激だけでなく、ストレスも大きな要因。

「ストレスを溜めないようにしましょう」と言われてもなかなか難しいかもしれませんが、まずは好きなことをのんびりとやる時間を作ってみてはいかがでしょう?

リラックスできる時間はストレス解消に繋がります。

エイジングケアにおすすめな化粧品

肌に直接使うスキンケアアイテム。

エイジングケアを意識してスキンケアを変えるなら、今の肌悩みに合ったアイテムを選ぶことが重要です。

肌のお悩み別おすすめアイテムをご紹介します。

肌悩みに合った美容成分をチェック

まずは、どんな成分が悩みに合ったものなのかをチェックしてみましょう。

主な働き 主な成分
保湿成分
⇒乾燥しがちな肌を保湿
・セラミド・ヒアルロン酸
・スクワラン・コラーゲン など
美白成分
⇒シミやくすみ対策に
・トラネキサム酸・ビタミンC誘導体
・アルブチン・4MSK など
肌にハリを与える成分
⇒小じわ、ほうれい線にアプローチ
・レチノール・ナイアシン
・ビタミンC誘導体 など
抗酸化作用成分
⇒サビない肌づくりに
・アスタキサンチン・フラーレン
・コエンザイムQ10 など

筆者自身、肌の乾燥に悩んでいましたが「セラミド」配合の化粧水に変えたところ、冬でも夏のエアコンの下でも乾燥が気にならなくなってきました。

肌自体の潤う力がアップしてきた感じがするので、悩みに合わせたアイテム選びは大切だと思います。

肌悩み別おすすめエイジングケアアイテム

有効成分の効果で、肌悩み解消が目指せる!

気になる肌の状態別におすすめアイテムをご紹介します。

乾燥が気になる方へのおすすめアイテム

保湿成分配合で肌の水分をキープ!

ディセンシア アヤナス ローション コンセントレート  5,500円(税込み)

敏感肌専門ブランドとして誕生した「ディセンシア」。

エイジングケアシリーズとして展開されている「アヤナス」の化粧水は、ヒト型セラミドをナノカプセル化した保湿成分「セラミドナノスフィア」を配合。角層の隅々まで浸透し、しっとりとした肌に整えてくれます。

ブランド ディセンシア(→公式サイト
有効成分 保湿成分「セラミドノスフィア」
内容量 125ml

とろみのあるテクスチャーですが、肌にのせるとシャバシャバの水のようになり、とても肌馴染みが良いです。ふんわりと良い香りがして癒されます。香りがきつくなく、いつまでも続かないところも気に入っています。仕上がりはしっとり。敏感肌向けなので、肌が荒れている時に使用しても刺激等なく使いやすいです。ボトルの見た目も好きです。(アットコスメ

シミやくすみ対策をしたい方へのおすすめアイテム

シミをつくるメラノサイトの働きを抑える成分に注目!

HAKU メラノフォーカスV 11,000円(税込み)

15年連続美白美容液市場売上No.1の美容液。

美白有効成分である「4MSK」と「m-トラネキサム酸」を配合。メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防いでくれます。

ブランド HAKU(→公式サイト
特徴 美白成分「4MSK」「m-トラネキサム酸」
内容量 45g

HAKUシリーズを使い始めて5年目になります。HAKUの美容液を初めて塗った日の感動が忘れられずずっと使用しています。夜ぬって朝起きると、ワントーン明るくなっています。きちんと2プッシュたっぷり付けないと翌朝の化粧ノリが全然違います。美白美容液なのにすごくしっとり潤うのでとてもオススメです!(アットコスメ

小じわ・ほうれい線が気になる方へのおすすめアイテム

深いシワになる前に対策していくのがポイント。

ONE BY KOSE ザ リンクレス  6,380円(税込み)

シワを改善する医薬部外品として厚生労働省から認可を受けた化粧品。

肌の奥の真皮層、肌表面の表皮層にアプローチ。乾燥で硬くなった肌をふっくら柔らかくし、表情ジワ、乾燥ジワを改善していくシワ改善クリームです。「伸びがよく、ベタ付かない」「しっとりした肌になる」と使用感も好評。

ブランド ONE BY KOSE(→公式サイト
有効成分 リンクルナイアシン(ナイアシンアミド)
内容量 20g

現在2本目を使用中。目の下のシワが気になりだしたので、夜たっぷり塗って朝起きて確認するとすごくハリがでます。小さく見えますがすごく中身はたくさん入っているので思っている以上に長持ちします。
すごくおすすめです。(アットコスメ

サビない肌をつくりたい方へのおすすめアイテム

日焼け止めの前に使えば紫外線対策はより強固に!

セラシエル レッドプロテクトジェル 3,700円(税込み)

抗酸化作用の高いアスタキサンチンと保湿成分であるセラミドを8種類配合した贅沢な美容ジェル。

アスタキサンチン配合の証である赤い色が特徴的。低刺激、低アレルギー性なので敏感肌の方に優しい処方です。

ブランド CeraLabo(→公式サイト
有効成分 アスタキサンチン、セラミド
内容量 70ml
筆者の愛用アイテムです。
いくらのようなオレンジ色のジェルですが、伸ばせば色は気になりません。
伸びがよくベタつきは感じないので、使いやすいです。
使い始めて1年近く経ちますが、シミやシワが増えたと感じることがないので、予防という意味で効いているのかも!

まとめ

エイジングケアについてご紹介しました。

年齢に合ったお手入れを意味するエイジングケアは、今からでも始められるもの。スキンケアも重要ですが、生活習慣も美肌キープの大きなポイントです。

しかし、食生活、睡眠などが重要だとはわかっていても、一度に全て習慣を変えるのは難しいかもしれません。

まずは、何かひとつから変えてみることでエイジングケアをはじめていきましょう。

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