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今すぐできる冷え性改善ツボ押しのやり方【手・足・三陰交など】 つらい冷え性が続くときはツボ押しを!

ヘルスケア

冷え性を改善するためには身体を温めるだけではなく、ツボを刺激することも効果的です。

ツボは、体内に必要な栄養素を流れている経絡(けいらく)の上にあると東洋医学では言われており、この経絡を刺激することですることで体内のめぐりがよくなり、冷え性を改善させることができると言われているのです。

そこで今回は、冷えを軽減し改善に導いてくれるツボの場所や効果を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 冷え性を改善するツボ【足】

血液が集中しやすい足のツボは、全身冷えや下半身の冷えに効果的です。むくみの解消もできるので1日の終わりにツボを刺激し、体内のめぐりを良くしてあげましょう。

冷え性改善のツボ①:三陰交

三陰交(さんいんこう)は内側のくるぶしから指4本分上の位置にあります。三陰交は腰やお腹の冷えに効果的だと言われています。身体を暖めるために靴下を履く際には、三陰交が隠れる長さのものを選ぶと良いでしょう。

冷え性改善のツボ②:八風

八風(はっぷう)は足の甲と裏の指の付け根全てに存在しています。左右合わせると8つツボがあるので「八風」と呼ばれています。

刺激しにくい場所ですが手の親指を人差し指でつまんだり、足の裏から足の指の間に手の指を差し込んでマッサージをすると良いでしょう。

八風は末端冷え性に得に効果的で、血流を良くして身体のすみずみまでしっかり温めてくれます。手や足の先の冷えに悩んでいる人は、八風を刺激すると良いでしょう。

冷え性改善のツボ③:湧泉

湧泉(ゆうせん)は足の裏の親指と人差し指の付け根からのふくらみと、中指と薬指と小指の付け根からのふくらみが交わっている部分の存在しています。足の裏は他の皮膚より厚く軽い力で刺激してもツボに響きにくいため、湧泉を刺激する際には両手の親指で強めに押しましょう。

湧泉には下半身の冷えに効果的で、下半身太りやむくみなどにも効果があります。また湧泉は、冷えだけではなく1日中立ちっぱなしだったり足にダルさも解消してくれますよ。

冷え性改善のツボ④:復溜

復溜(ふくりゅう)は内くるぶしから指3本分上にある、アキレス腱との間にある凹んだところにあります。親指、または人差し指と中指で刺激をします。

復溜を刺激することで血行が改善され全身の冷えを改善に導きます。また体内に蓄積されている余分な水分の排出を促すので、身体全体のむくみ改善にも効果的です。

冷え性改善のツボ➄:太谿

太谿(たいけい)内くるぶしのすぐ下の後ろにあります。押すと凹んでいるので触ると分かりやすいです。親指、または人差し指と中指で刺激をします。

太谿を刺激することで、特に膝からつま先までの血行を良くし足を暖めることができます。

冷え性を改善するツボ【手】

手にも冷えに効果的なツボがいくつかあります。気がついた時に刺激することができる部分にあるので、冷えを感じたらツボを押したり温めると良いでしょう。

冷え性改善のツボ①:虎口

虎口(ここう)人差し指と親指の間の付け根にあり、両手に存在しています。刺激する方の反対側の手の人差し指と親指で虎口を掴むように刺激していきます。

虎口を刺激することで自律神経が正常化され、全身の冷えを改善することが期待できます。

冷え性改善のツボ②:陽地

陽地(ようち)は手の甲の手首の中央から小指寄りで、手首を反らせたときにできるシワができる部分で、両手に存在しています。刺激する反対側の親指で刺激しましょう。

陽地を刺激することで血行が促進され、全身に血液を行き渡らせます。身体全体の冷えを改善に導いてくれるので、全身冷えだけではなく内臓冷え・ほてり冷え・末端冷えにも効果的ですよ。

 冷え性改善のツボ③:指間穴

指間穴(しかんけつ)は虎口を除いた人差し指・中指・薬指・小指のまたの部分で両手に存在しています。両手の指と指を差し込むことで、全部の指間穴を刺激することができます。

指間穴を刺激すると自律神経が整い、血行の流れが良くなるので全身の冷えの改善に効果的です。

冷えの改善のツボ④:外関

外関(がいかん)は手首の付け根から指3本分下の位置に存在しています。親指で刺激していきましょう。手首には太い動脈がありその近くにあるツボなので血行が促進され、とくに手先の冷えに効果的です。

冬の寒い時期は手がかじかむことも多いと思われますが、その場合は外関を刺激すると暖和させることが出来ますよ。

冷え性を改善するツボ【お腹】

内臓の冷えを感じている場合、内臓が集中しているお腹のツボを刺激することで改善することが期待できます。また、お腹を温めることは妊活や生理痛の暖和にも効果があると言われており、女性のデリケートな悩みを解消してくれます。

冷え性改善のツボ①:関元

関元(かんげん)は、へそから指4本分下に存在しています。人差し指と中指、薬指で回すように刺激していきましょう。関元を刺激することで特に内臓が温まりやすく、内臓の冷えを改善してくれる効果が期待できます。

また関元は子宮のほぼ真上にあるので、関元を刺激することで子宮の動きも正常化するようになり、妊活にも効果的だと言われています。

冷え性改善のツボ②:中脘

中脘(ちゅうかん)は、みぞおちとへその中間部分に存在しています。人差し指と中指でゆっくり刺激しましょう。

中脘を刺激することで内臓の冷えを改善する効果があり、内臓に冷えが原因で起こってしまう便秘や下痢の改善、内臓脂肪やお腹周りの肉を付きにくくします。

冷え性改善のツボ③:天枢

天枢(てんすう)は、へそから横に指3本分離れた場所で左右の2ヶ所に存在しています。人差し指、中指、薬指の3本で優しくくるくるとまわしながら刺激していきましょう。

天枢を刺激することで血行が良くなり、内臓冷えの改善が期待することができます。また、天枢はお灸や蒸しタオルなどで温める温熱刺激にとても適しているツボだともいわれています。

普段から腹巻やホッカイロなどで温め続けることで内臓の冷えを改善することが期待できそうですね。

冷えを改善するツボ【その他】

足や手、お腹以外にも冷え性を改善できるツボがあります。どこにあるのか見ていきましょう。

冷えを改善するツボ①:風門

風門(ふうもん)は、1番上から3番目の背骨の指2本分横の左右2か所に存在しています。両方の肩甲骨の間にあります。刺激する方とは反対の手を上から背中に持っていき、人差し指と中指で刺激します。

風門は刺激しづらい部分ですので、誰かに押してもらったりマッサージ器具を使用するのも良いでしょう。風邪をひいた時に風門を温まることで早く治るともいわれているほど身体を暖める効果のあるツボです。

ツボを刺激する他にホッカイロや蒸しタオルで温めることで、全身の血行がよくなり身体をポカポカと温めてくれます。

冷えを改善するツボ②:曲池

曲池(きょくち)は、腕にあるツボです。ひじを軽く曲げたときに、関節部分にできる内側のシワ部分に存在しています。親指、または人差し指と中指で刺激をしていきましょう。

曲池を刺激することで手先の血行が良くなり、指先の冷えを改善することが期待できます。

ツボ押しと並行して行いたい冷え性改善方法

ツボを刺激して血行を良くすることで冷えの改善をさせることができますが、ツボを刺激するだけではなく普段からの生活の中でも冷えを改善させる方法があります。その方法とは何なのかを見ていきましょう。

改善方法①:有酸素運動

ウォーキングやランニング、水泳など酸素をたくさん吸収して行う有酸素運動を行うことで、新陳代謝が活発になり体内のめぐりが良くなります。血行もよくなり身体のすみずみにまで血液が行き渡るので、身体が温まるようになります。

また、運動によって筋力がつくと体温を保持できるようになります。通勤などの際には一駅分歩くようにしたり、移動は自転車にする、休日はヨガで身体を動かすのも良いでしょう。

有酸素運動で冷え性を改善するためには継続が大切です。数回の運動では改善できないので、他の冷え性改善方法と並行しながら行うと良いでしょう。

改善方法②:バランスの取れた食事

時間がないからとコンビニ食だけで済ませていたり、好きなものばかりを食べていては栄養が偏り冷え性を改善させることができません。身体を温める効果のある生姜やニンニク、唐辛子などの香辛料やシナモンなどのスパイスを積極的に摂取しましょう。

また偏った食事や脂っこい食事は血液をドロドロにし、血管の中をスムーズに流れることができません。すると身体の隅々にまで血液が行き渡らず、末端冷えの原因になってしまいます。

どうしても忙しくてバランスの良い食事ができないという日は、栄養豊富なスムージーや生姜湯・サプリメントなどで栄養を補給し、食べ物・飲み物から身体を温めるようにしましょう。

改善方法③:規則正しい生活

規則正しい生活は、自律神経を正常化させます。朝しっかり起きて活発になる日中は交感神経が働き、血圧が上がり血流もよくなります。一方リラックスして寝る夜には副交感神経が働き、血圧も下がって血流も穏やかになり身体をしっかり休めることができます。

しかしこの切り替えが上手にできなくなると、朝起きても身体がだるく感じることや疲れがいつまでも取れなかったり睡眠不足になることがあり、体内の循環も悪くなって結果的に身体の冷えを起こしてしまいます。

また、自律神経が乱れていると些細なことでもイライラしたりストレスを感じやすくなります。ストレスは血管を収縮させ血液の流れを悪くさせてしまうので、このような点でも規則正しい生活は大切だと言えます。

睡眠や食事、運動や入浴など当たり前な事が、体内のリズムを整え自律神経の正常化にはとても大切な事なのです。

たまの夜更かしもストレス解消になることもありますが、なるべく毎日決まった時間に寝て朝はしっかり起き、規則正しい生活を送るようにしましょう。

改善方法④:湯船に浸かる

あなたはお風呂をシャワーだけで済ませてはいませんか?1日の疲れをしっかり取る入浴タイムは、代謝を上げ血行を良くし身体を外側・内側からもしっかり温めることができる冷え性を改善させるためには最適な時間でもあります。

シャワーは、身体の中心部はしっかり温めることができても手先や足先を十分に温めることが難しいです。

また、しっかり温まらなかったことで浴室から上がった後もすぐに身体が冷えてしまい、シャワーを浴びる前よりも体温が下がってしまうこともあるので、湯船に浸かる習慣を付け身体をしっかり温めるようにしましょう。

身体が温めることで、質の良い睡眠を取ることもできますよ。

改善方法⑤:服装に気をつける

冷え性の人は何枚も服を重ね着をしてしまうことも多いかと思われます。しかし厚着をしていると、身体が自分で温まろうとしたり逆に冷やそうという体温を調整する機能を鈍くしてしまう可能性があります。

この機能が鈍くなってしまうと、寒さや暑さ対応することができなくなり、結果的に身につける暖かグッズや服で調整をしなければならなくなるのです。

体温を調整する機能を正常化させるためには、厚着はせず、さっと羽織ることができるストールやカーディガンを持ち歩き、その場の室温や気温に合わせた体温調節を行うようにしましょう。

身体を温める方法についてさらに詳しく知りたい方はコチラ!

ツボを刺激することで身体を温め、冷えを暖和させることが期待できます。また冷え性の人は日頃の生活を見直し、改善させることもとても大切です。

上記でご紹介した以外にも身体を温める方法がたくさんあるので、以下の記事も参考にしてみましょう。

【最新版】温活おすすめグッズ7選!ロフトで買える人気商品からプレゼント用まで

足の温活で冷え知らず!冷え性さんにおすすめの靴下&正しい履き方

まとめ

冷え性は体内のめぐりが悪くなることが原因とも言われています。めぐりを改善させるためには、ご紹介した足や手、お腹やその他に存在しているツボを刺激することも一つの方法です。

しかしそれだけでは冷え性を改善させることは難しいので、日頃の生活を見直しましょう。また冷え性は今すぐに始まったわけではありません。長年の冷えが蓄積されて起こっています。

冷え性に効果的なツボを刺激し、生活を見直してもすぐに改善されるわけではないので、自分にあった冷え性改善方法を継続するようにしましょう。

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