美白効果の高いおすすめ乳液とは?【プチプラからデコパスまで】

シミ対策

美白乳液は、シミやそばかすの予防や改善効果と同時に、肌を保湿し、くすみのない透明感ある肌が手に入れられる化粧品です。無印などのプチプラから、デパコスまでたくさんの市販品があり、アットコスメやランキングサイトには膨大な数の商品が紹介されています。それだけ美白に関心がある方が多いということですね。今回は、美白効果の高い乳液の選び方と、口コミ評価の高いおすすめ商品を紹介します。シミの根本的な原因も、わかりやすく解説しているので、是非参考にしてみてください。

そもそもシミってどうしてできるの?

「シミがあるだけで肌年齢が10歳上がる」と言われるほど、シミは見た目年齢に影響を与え、老け顔に見える原因となります。シミはある日突然肌にできるのではなく、3つの原因によって発生するのをご存知ですか?今回は肌に茶色いシミができる原因を、それぞれ詳しく解説します。自分のシミの原因は何によるものなのか、まずはチェックしてみましょう。

シミの原因➀:紫外線による影響

肌にシミを作る最大の原因は紫外線です。シミやシワ、乾燥など、肌の老化やトラブルの約8割は紫外線によって発生すると言われるほど、肌に強力なダメージを与えます。肌に紫外線があたると、肌の細胞を守るため、皮膚の奥にあるメラニン工場「メラノサイト」に「メラニンを作れ!」という情報が届き、黒色色素メラニンが作られ、肌は日焼けします。

メラニンは本来肌を保護しますが、紫外線を浴び続けると、肌は必要量以上の過剰なメラニンを作ります。メラニン色素が肌の奥に蓄積し、茶色く色づいて見えるのがシミの正体です。紫外線を浴び続けると、肌の奥は常に「シミ爆弾」を抱えている状態です。シミ爆弾をこれ以上増やさないためにも、日常生活で紫外線対策をしっかり行いましょう。

シミの原因②:活性酸素による影響

切ったリンゴをそのまま放っておいたら、茶色く変色しますよね?これは、リンゴの表面が酸化することが原因なのですが、人間の肌を同じように酸化させ、シミの発生原因となるのが「活性酸素」です。活性酸素は、本来体内の免疫機能や、感染症を防御する、身体にとって必要な成分ですが、加齢・ストレス・ホルモンバランスの乱れなど様々な要因が重なり、体内で過剰になると、脂質と結合し、肌の細胞に様々な悪影響を及ぼします。

活性酸素によってダメージを受けた肌細胞は、内部で炎症を起こしている状態。肌を保護するため、メラニンが過剰に生成されます。過剰なメラニンが、活性酸素によって酸化し、黒色化することにより、シミが目立ちます。活性酸素の働きを抑制する抗酸化力は、残念ながら加齢に伴い低下します。年齢を重ねる度にシミが目立ちやすくなるのは、抗酸化力の低下が大きな要因です。「紫外線を浴びたわけでもないのに、最近シミが気になる」という方は、活性酸素の影響を疑ってみましょう。

原因③:炎症によるもの

炎症後色素沈着と呼ばれる、ニキビやかぶれ、虫刺されなどで、肌が炎症を起こした箇所色素沈着もシミの原因です。ニキビなどで炎症した肌の内部は、メラノサイトが活性化し、メラニンが盛んに生成され黒色化します。炎症によるダメージで肌代謝(ターンオーバー)が乱れ、メラニンの排出がうまくいかずに、肌の奥に残ったものがシミです。炎症の「赤みはひいたけど、茶色くシミのように跡が残る」症状は、過剰に作られたメラニンの色素沈着が原因です。黄色人種の日本人は、黒色メラニンの数が元々多く、炎症後色素沈着が目立ちやすい傾向です。

美白効果の高い乳液の選び方とは?

できてしまったシミは、そのまま放っておけばどんどん濃く、目立ちだします。シミを薄く、目立たなくするためには、一日でも早く、自分の肌質に合った、確かな美白有効成分配合の化粧品でしっかりケアすることが大切。美白効果を実感するために、チェックしてほしい選び方のポイントを紹介します!

選び方➀:美白成分が配合している商品

確実な美白効果を得るためには、厚生労働省が認可した美白有効成分入りの商品を選ぶことが大切です。

◆美白有効成分とは?

厚生労働省が「メラニンの生成を抑え・シミやそばかすを防ぐ」もしくは、類似した効能を表示することを認可した成分です。安全性と有効性を保持するために、配合量の上限についても定めがあります。約20種類の成分が認定されています。

メラニンの生成を阻害する効果がある成分

美白有効成分には大きく分けて2種類あります。

  1. 出来てしまったシミを薄くする「改善」タイプ
  2. 新たなシミの発生を防ぐ「予防」タイプ

予防タイプの美白有効成分は、新たなシミの発生を防ぎ、今あるシミをこれ以上増やしたくない方におすすめです。

【予防タイプ】代表的な美白有効成分と特徴
アルブチン ハイドロキノン誘導体、低刺激でメラニンの生成を抑制、
コウジ酸 コウジに含まれる成分、メラニン生成抑制、黄ぐすみ解消
トラネキサム酸 アミノ酸の一種、炎症を抑えシミの悪化を抑制、赤みのあるシミに
カモミラET 植物由来、メラノサイトの活性化を抑制しシミを未然に防ぐ

 

メラニンの排出を促進する効果がある成分

メラニンの排出を促進する効果がある美白有効成分は、できてしまったシミを薄くする「改善」効果を得たい方におすすめです。

【改善】タイプの代表的な美白成分
トレチノイン ビタミンA誘導体、肌代謝を促進し古いメラニンを外に排出
ビタミンC誘導体 ターンオーバーを促進、シミを排出、活性酸素を除去
【予防】と【改善】が両方行える美白成分
ハイドロキノン 茶褐色のメラニン色素を還元、メラニン生成を抑制

※ハイドロキノンは、シミの予防と改善が同時にできる、最も強力な美白成分ですが、肌への刺激が強いため、肌全体ではなくシミが気になる箇所へのスポット使用に適しています。

選び方②:活性酸素対策ができる成分がはいっているか

肌を錆びつかせる活性酸素を抑制する、「抗酸化力」が高い成分は、美白に非常に有効です。

  • ビタミンC
  • ビタミンCの吸収率を高めたビタミンC誘導体
  • ポリフェノール
  • ビタミンE
  • 細胞の損傷を修復する胴ペプチド
  • トレチノイン

などが代表的です。医薬部外品ではないですが、カニなどの甲殻類に多く含まれるアスタキチン酸は、ビタミンEの約1,000倍の高い抗酸化力を持つ「若返りの成分」として注目されています。抗酸化力の高い成分は、日中と夜、できれば両方お肌に取り入れましょう。日中は紫外線ダメージから肌を守り、夜寝ている間には、肌の代謝をサポートしてくれます。

選び方③:肌質に合わせて選ぶ

美白乳液は、化粧水や美容液で与えた成分にフタをして、肌にしっかり閉じ込める重要なアイテムです。乳液には、肌の潤いを保つ働きもあり、潤いに満ちた肌は紫外線から肌を守るバリア機能もしっかり働いてくれます。

乾燥肌の方

敏感・乾燥肌の方での中には「美白乳液を使ったら肌が乾燥する」と感じる方もいるのではないでしょうか?美白乳液には、美白有効成分や、炎症を抑える成分、皮脂抑制成分など商品によって色々な成分が配合されています。乾燥している肌は、肌の表面の潤いが不足し細胞がスカスカで、繊細な状態なので、美白成分が肌に負担を与え、乾燥が悪化することも。乾燥肌の方は、美白成分と同時に、ヒアロルン酸や、コラーゲンなどの保湿成分もたっぷり配合された乳液を選びましょう。

脂性肌の方

脂性肌の方は、油分を抑えたサラッとしたテクスチャ―の美白乳液を選べば、べとつきを感じず快適に使えます。美白有効成分の中では、皮脂を抑える作用があるビタミンC誘導体入りがおすすめです。ニキビの炎症が気になる方は抗炎症効果のある、トラネキサム酸入りが良いでしょう。

選び方④:安全性に注意する

美白乳液は、美白成分の種類や配合量の違う膨大な数の商品があります。それだけ、美白を願う女性が多いということですね。肌トラブルを防ぎ、安全に使うためには、信頼できる美白成分入りの乳液を選ぶのが一番です。

安心して使えるのは、厚生労働省認可の美白有効成分入りです。日本では、より安全に使うために配合濃度の上限に定めがあります。一方で、美白成分の品質基準は国によって違いがあり、海外製の美白乳液の中には、日本より成分が高濃度の商品も。日本では未認可の成分入りもありますが、安全性への保証はないため、なるべく避けた方が良いでしょう。

選び方⑤:継続して使用できる商品か

美白化粧品の効果を実感するまでの期間は、個人差もありますが、早い方で約2週間程度、シミが薄くなったと手ごたえを感じるには、約1カ月半~3カ月の継続したケアが必要です。紫外線は、日差しが強い夏だけでなく、寒い冬の季節も肌に影響を及ぼします。美白効果を確実に得るためには、通年で継続したお手入れを行うのが理想です

高価な美白乳液をケチって使っても、効果は十分に得られない場合があります。自分にとって無理なく続けられる価格帯の商品を選び、毎日コツコツケアを続けることが、美白への近道です。

美白効果の高いおすすめ美白乳液

ランキングや口コミサイトを徹底的にリサーチし、確かな美白有効成分配合で、クチコミ評判もよい美白乳液厳選してみました。「プチプラ」「デパコス」それぞれ3品ご紹介します。

【プチプラ】美白乳液のおすすめ3選

まずはプチプラの有名商品をご紹介いたします

第1位

ホワイトケア ミルク 【医薬部外品】  1,760円 (税込み)

「シミ・ハリ・乾燥」気になる年齢肌の悩みが一度にケアできる高機能美白乳液です。肌の炎症鎮め、メラニンの生成を抑えるトラネキサム酸を配合。乾燥した肌のくすみを解消し、透明感を与えるパールシェルエキスも入っています。うるおいを保持するWヒアロルン酸とコラーゲン、アミノ酸が、肌のバリア機能を高め、紫外線によるダメージに負けない美しい肌作りをサポートします。

ブランド アクアレーベル(→公式サイト
有効成分 トラネキサム酸
内容量 130mL
使用感 しっとり 伸びが良い

しっとりするのにベタベタせず、使用感がとてもいいです。 さらりと肌全体にのびて馴染んでいきます。この価格で、m-トラネキサム酸も配合、美白も期待したいです。

なめらかなテクスチャで潤いますが、すっと馴染んでべとつきません。 シミソバカスを防いで美白と保湿もでき、高機能で嬉しいです。 香りもほのかに香り心地いいです。 また、詰め替え用があるのもありがたいです。おすすめです

第2位

肌ラボ 白潤 薬用美白乳液  958円 (税込み オープン価格)

純度の高いアルブチンと、保湿効果の高いナノ化ヒアロルン酸配合の、美白と保湿の両方の効果が実感できます。メラニンの排出を促進し、今あるシミを薄くするビタミンC誘導体、ビタミンEも配合。高保湿タイプですが、べとつかずサラッとした使い心地の美白乳液です。

ブランド 肌ラボ ロート製薬(→公式サイト
有効成分 天然型高純度アルブチン・ビタミンC誘導体
内容量 140mL
使用感 軽めのサラッとした感触
肌へのやさしさ 無香料・無着色・鉱物油フリー・アルコールフリー

テクスチャは、パシャパシャとしていて、とろみは感じません。さらっとしていて、ベトつかない仕上がりで気に入っています!春夏は肌がくすみやすいですが、こちらを毎日使うようになってから、毎日のくすみが気になることはなくなりました!リピートしたいです。

アルブチンが入っていて、紫外線の強い季節にちょうどいいアイテムです。これで4つ目です。詰め替え用があるのがエコで嬉しいですね。美白ケアとしっとりもっちりした使用感がいいです。小さなシミも薄くなったので続けています。

第3位

無印良品 敏感肌用薬用美白乳液 1,390円 (税込み)

添加物を極力排除し、敏感肌でも安心して使える医薬部外品の薬用美白乳液です。ビタミンC誘導体配合で、肌に透明感を与え、メラニンの排出を促進します。プチプラなのに、保湿力を高めるヒアロルン酸・リピジュアをしっかり配合、つけた後のしっとり感が高評価されています。

ブランド 無印良品(→公式サイト
有効成分 ビタミンC誘導体
内容量 150mL
使用感 しっとり
肌へのやさしさ 肌へのやさしさ 無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリー・アレルギーテスト済み

ベタベタしないし保湿力あるので、美白美容液と一緒に使っています。 重ね塗りしても全然重くないし化粧水のあと単品で使っても乾燥しない。敏感肌でも使える美白シリーズ最高!

かなり敏感肌ですが荒れずに使えます!これを使った次の日は必ずと言っていいほど白いねと言われます!リピ買いします!

【デパコス】美白乳液のおすすめ3選

続いて、デパコスの美白乳液をご紹介。きちんと使い続ければ効果の出るものばかりです。

第1位

セルジェニー エマルジョン ホワイト 7,000円 (税抜き)

メラニン色素の生成を抑える美白有効成分「ビタミンC誘導体」入りの薬用美白乳液です。シミの代謝を促進するビタミンE、紫外線の影響で固くなった肌を柔らかくする「オレイン酸誘導体配合」など美白効果をサポートする成分も入っています。角質層にたっぷり潤いを与える保湿成分ヤシャノキエキスと、センプクカエキスによって、肌の透明感も実感できるので、くすみが気になる方にも。

ブランド コスメデコルテ セルジェニー(→公式サイト
有効成分 ビタミンC誘導体[L-アスコルビン酸2-グルコシド]
内容量 200mL
使用感 しっとり/よりしっとりの2種類
肌へのやさしさ

使いはじめは気付かなかったものの、数日後に通りすがりの全身鏡で見た自分の顔がやたら白くてびっくり。いつの間にかくすみが抜けて色ムラが無くなりました。テクスチャは通常バージョンに比べてややサラッとしているように感じますが、肌の乾燥は気になりません。なぜもっと早く使わなかったのか!悔しい!

5本目のリピートです。オールシーズンこちらを使用していますが、キメも細かくなり、色んな人から肌が綺麗だねと褒められるようになりました。肌のゴワゴワ感もなく、いつもモチモチです。

第2位

雪肌精 ホワイトUVエマルジョン  3,080円 (税込み)

美白有効成分トラネキサム酸配合の、日中用美白美容乳液です。美白ケアをしながら、SPF50+・PA++++の強力なUVカット力で、紫外線から肌を守ります。肌に潤いと透明感を与えるハトムギなど和漢植物由来の美容成分も5種類配合しています。1本で、美白+保湿+UVカットができ、化粧下地代わりにも使える高性能な乳液です。

ブランド 雪肌精(→公式サイト
有効成分 トラネキサム酸
内容量 30g
使用感 伸びがよいがやや固め
肌へのやさしさ 和漢植物成分配合

時間が経ってもくすまない!!CM通りでした!カバー力はないですが、日焼け・くすみ対策には最高です。雪肌精の独特の匂いはありますが、不思議と顔に付けると気になりません。

くすみが気になったので、こちらを購入。塗るとくすみをとばしてくれます。とてもお気に入りで最近ずっとこちらを使用しています。

第3位

エクサージュホワイト ホワイトライズミルク 3,300円 (税込)

アルビオンの、化粧水の前に乳液をつける「乳液先行型」の美白乳液です。有効成分ビタミンC誘導体が、メラニンの生成を抑えます。洗顔後の肌に伸ばした瞬間、角質層にたっぷりと潤いが満たされます。肌の透明感が実感しやすく、一度使ったら病みつきになるとの声も多数の、多くの女性に愛されるロングセラー美白乳液です。肌のタイプに合わせて3種類の使用感から選べます。

ブランド アルビオン(→公式サイト
有効成分 ビタミンC誘導体
内容量 110g
使用感 Ⅰ(さっぱり)Ⅱ(ややしっとり)Ⅲ(しっとり)
肌へのやさしさ

美白肌になりたくて購入。使い始めから肌が明るくなって周囲からも白くなったと言ってもらえるようになりました。リピートします。

使い始めてから3年ほど経ちます。使用前と比べると、肌が柔らかくなり、トーンアップしたように感じています。他のスキンケアを変えることはあっても、この乳液だけは使い続けていこうと思っています。

乳液と合わせて化粧水・美容液もチェック!

美白乳液と合わせて、美白効果の高い化粧水・美容液も使えば、相乗効果でより早く確実な美白効果が得られます!美白化粧品や美白化粧水のおすすめ商品もまとめてあります。気になる方は是非参考にしてみてください。

美白効果の高い美容液口コミおすすめランキング2019【プチプラから韓国コスメまで】

20代・30代のシミに効く市販のおすすめ化粧水ランキングTOP6【プチプラ~デパコス】

 

まとめ

今回は、シミの原因と美白効果を確実に得るための、美白乳液の選び方を紹介しました。美しい肌は毎日のお手入れの積み重ねによって作られます。今日からさっそくお手入れに美白乳液を取り入れ、シミのない若々しい肌を手に入れてみませんか。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。