「薄毛の原因にも!「男の冷え性」を改善する3つの方法」

ヘルスケア

近年、男性の冷え性が増えていることをご存知ですか? 男性の約4割が冷え性で悩んでいることが、首都圏の20代~40代の男女計400名を対象にした調査の結果分かりました。年代別で見てみると、20代の男性に冷えで悩む人が多くいます。

男性特有の悩みである、薄毛も冷え性が原因であると言われているので早い段階で対策をしましょう。男性の冷え性を改善する3つの方法と共に、原因やおすすめのサプリメントなどもご紹介します!

あなたは大丈夫?気が付きにくい男性の冷え性チェック

冷え性は女性がなるものと考えている男性は多いですが、近年男性の「隠れ冷え性」も増加しています。女性よりも体温が高い男性は、冷えを感じていても冷え性なのかどうか自己判断をすることが難しいケースもあるのでしょう。

そこで、簡単に男性の冷え性を確認できるチェックリストを作りました!下記の5つの項目のうち、3つ以上当てはまった場合は冷え性をかもしれません。

あなたに当てはまるものがないか、さっそく確認してみましょう。

☑肌に吹き出物が出ている

吹き出物はいわゆる大人ニキビであり、性別関係なくできてしまうものです。そして、冷え性の場合は吹き出物ができやすい状態でもあります。冷え性は、血液循環が悪く温かい血液が手先や足先といった末端まで行き渡りません。これにより、肌に必要な栄養や酸素が十分に届かないと吹き出物や肌荒れを引き起こします。

さらに、冷え性は代謝も落ちている状態です。古い角質や、体内に溜まった毒素などが排出されないことも吹き出物ができてしまう原因です。

☑爪を押すとしばらく色が戻らない

爪を押した後、しばらく色が白っぽいまま戻らないと冷え性である可能性があります。通常、爪の下の皮膚に流れている血液によりピンク色をしているものです。爪を押して血流が一時的に止まったとしても、血液循環がうまくできていればすぐに元の色に戻ります。

血液循環がうまくできていない冷え性の人は、爪を押さなくても白っぽく変わってくるので冷え対策を行うようにしましょう。

☑冬場は手先・足先が冷たい

冬場に、手先や足先が冷たいのは当たり前かもしれませんが、長時間冷たいままだと冷え性の可能性が高いです。単に、気温が低く冷えているだけなら暖かい室内などに入れば体温は戻ります。しかし、冷え性の場合は慢性的に冷えているためそのままの状態が続いてしまうのです。

☑寒くて眠れないことがよくある

眠るときに体が、足先や手先から体温を放出させることで眠る体勢に入ります。赤ちゃんが眠るときに手がとても温かくなるのは、体内の熱を手先から逃がしているからです。体の深い分部の体温が下がると、活発に動いていた脳や内臓などが休息モードに入り眠りにつけます。

しかし、最初から足先や手先が冷たいと「これ以上体温を下げたら命に関わるかもしれない」と体がストップをかけてしまうのです。体の深い部分の体温は下がらず、脳や内臓なども休息モードに入れません。そのため、不眠症などに悩まされている冷え性の人は多いです。

急増している男性の冷え性の原因とは?

男性の冷え性が増えているのはなぜなのでしょうか?本来、筋肉量の違いからも男性よりも女性の方が冷えで悩むケースが多いです。男性が冷え性になってしまう主な原因は4つあります。どのようなものが、男性の冷え性に関わるのか一緒に見てみましょう。

原因①:長時間のデスクワーク

長時間のデスクワークを余儀なくされている男性は少なくありません。下手したら、お昼休憩やお手洗いに行くくらいしか歩かない人もいるのではないでしょうか。

長時間椅子に座っていると、足の付け根にあるリンパ節や動脈が圧迫されるため、血液循環が悪くなり足が冷えます。また、体を動かさずにいるのも筋肉が凝り固まり血液の流れが悪くなり冷える原因です。

原因②:運動不足による筋肉の衰え

年齢を重ねると共に、どうしても運動不足になってしまう人は性別関係なく多いです。運動不足になると、筋肉の衰えが冷えに関係してきます。

筋肉は、スムーズな血流を維持させるために大切なものです。特に「第二の心臓」とも言われているふくらはぎの筋肉は衰えさせたくないもの。ふくらはぎの筋肉が衰えてしまうと、下半身に溜まっている血液が心臓に戻りにくくなってしまいます。

正常な血液循環ができなくなり、体は冷えてしまう一方です。全身は難しくても、せめてふくらはぎの筋肉だけはキープしましょう。

原因③:不規則な生活やストレス

不規則な生活やストレスは、自律神経が乱れてしまうため冷えに関わってきます。自律神経が乱れていると、体温調節がうまく行われません。寒いから血流を促し体温を上げる・暑いから汗を出して体温を下げるといった、基本的な体温調節ができないのです。自律神経が乱れると、血液循環も悪くなってしまい手先や足先といった末端が冷えてしまいます。

自律神経を整えるには、規則正しい生活がとても大切です。例えば、起床時間や就寝時間がバラバラ・食事時間が決まっていなし・運動不足など、不規則な生活は自律神経が乱れます。また、ストレスによっても自律神経は乱れるのでこまめに発散させるようにしましょう。

原因④:食生活の乱れ

仕事で忙しい・付き合いなどで、食生活が乱れている男性は少なくありません。

➀:ジャンクフードを頻繁に食べる
➁:塩分・糖分・コレステロール・脂肪の摂取量が多い
➂:化学調味料や食品添加物の含まれているものをよく食べる
➃:ジュースなどの甘い飲み物を好む

上記のような食生活を繰り返していると、血液の状態が悪くなりドロドロ血液となってしまいます。ドロドロ血液は、末端まで流れていくことが困難です。さらに、酸素や栄養を運んだり老廃物を運び排出させたりすることが難しくなります。

原因⑤:入浴方法

毎日の入浴をシャワーだけで終わらせていると、血行が悪くなり冷えの原因になります。シャワーは、皮膚表面しか温まっていないことが多く逆に冷えることもあるので注意してください。

湯船に肩まで浸かると、全身の血行が促進されてしっかりと身体が温まります。38~42℃くらいの湯船に浸かって体を温めましょう。心臓に負担がかからない程度に温度を調整して、10~20分程度浸かってみてください。

肩まで浸かるのがつらい場合は、冷やさないように湯船から出ている部分にタオルをかけておきましょう。

簡単にできる!「男の冷え性」改善方法

男性の冷え性を改善する簡単な3つの方法をご紹介します。冷えは何も対策をしないと、なかなか改善はしないものです。体温調節がスムーズにできるように、できるところから改善してみてくださいね。

冷え性改善方法①:衣類・靴下の素材を替えてみる

衣類・靴下の素材を替えてみるだけでも体温調節がしやすくなります。特に、足が冷える人は目の詰まったウールやカシミヤの靴下に替えてみましょう。ウールやカシミヤの靴下は保温性・吸湿性に優れているだけでなく、保温性もバッチリです。

コットンやポリエステルの靴下は、汗をかくとそのまま内部にこもってしまい足が冷えてしまうことがあるので注意してください。

また、衣類もウールを活用してみましょう。しかし「ウールはチクチクするから苦手」という人はめずらしくありません。ウールは、直接肌の上に着るのではなく、肌着やTシャツの上から着用してみてください。肌着は、化学繊維のものを避けコットンやシルクのものを選ぶと良いです。

目が粗いと風が通ってしまい寒く感じるかもしれません。なるべく目の詰まったものを選んでみてくださいね。

冷え性改善方法②:身体を温めるサプリや食材をとる

身体の内側から冷え対策をすることも忘れずに行いましょう。冷え性を改善するには、サプリメントや食材にこだわってみることも大切です。

まず、冷え性の改善が期待できるサプリメントを3つご紹介します。今回ご紹介するサプリメントは性別関係なく飲めるものなので冷えに悩む男性が活用しても問題ありません。口コミも参考にして、気になるものから試してみてくださいね。

ていねい通販 高麗美人 2,750円(税抜)

血流を改善するサポニンが豊富に含まれている、高麗人参のサプリメントです。サポニンの他にも、ビタミン・ミネラル・アミノ酸といった98種類の栄養素を含んでいるので、健康をサポートしてくれます。ソフトカプセルで飲みやすいところも人気ポイントです。

ブランド ていねい通販(⇒公式サイト
有効成分 サポニン
内容量 350mg×62粒(約1ヵ月分)
特徴 ソフトカプセルで飲みやすい

高麗人参のサプリを携帯でいろいろ調べた結果、ていねい通販さんの高麗人参サプリが一番だと思い試しで買ってみました!飲み始めて一週間ぐらいから慢性冷え性の私ですが、最近は足や手先が冷えることがほとんどなくなりました。あと、少し歩くだけでものすごく汗をかくようになりました!!ここまで変わる?!ってくらい私には合っていたのか、効果がすごいです!!これからも愛用していきます!(アットコスメ

飲み始めてまだ数ヶ月ですが、なんとなく体がすぐ温まるようなきがします。そんなに強い冷え性ではなかったけれど去年よりはあきらかに寒い寒いってくちばしってないです。もうしばらく続けてゆくつもりです。(アットコスメ

gg(ジージー)MEGURU 3,731円(税抜)

みかん由来のポリフェノール「モノグルコシルヘスペリジン」が、冷えにより低下した血液の流れを整えます。カプセルは1日2粒飲むようにしましょう。無味無臭で飲みやすいサプリメントなので続けやすいです。

ブランド gg(⇒公式サイト
有効成分 モノグルコシルヘスペリジン
内容量 62粒(約1ヶ月分)
特徴 無味無臭で飲みやすい

2週間ほど夜飲んでみたのですが、1週間経つくらいからですかね夜中靴下脱いでますね。夜靴下履いて寝るほど足先手先が冷えるまさに冷え性なのですが・・・『MEGURU』のお陰かな?って思います。なので朝のお弁当作りもスムーズに動けてますね。飲み続けて浮腫なども楽になればと期待しています。(アットコスメ

こちらを飲み始めてからは、何となくポカポカしているのでズボンだけでも過ごせています。冬にはスカートの出番 が少ないのですが、今年の冬はオシャレを楽しみたいなと思っています^_^☆(アットコスメ

濃縮金時ショウガ+濃縮黒酢 1,560円(税抜)

中国では古くから、身体を温める食材としてショウガは親しまれています。特に、この商品に使用されている金時ショウガはショウガオール類・ジンゲロール類・ガラノラクトンという身体を温める成分が多いため冷えに悩む人にピッタリです。アミノ酸も黒酢で同時に摂取できるため、健康のサポートもしてくれます。

ブランド DHC(⇒公式サイト
有効成分 金時ショウガ/黒酢
内容量 60粒 30日分(1粒内容量380mg)
特徴 お酢が苦手でも飲みやすい

サプリでこんなに感動したのは初めてです!また濃縮黒酢も入っていて疲れ知らずの体質になりました。お酢が苦手な方でもこちらは飲みやすくてオススメ出来ます。長年冷え性でお悩みの方には是非試して欲しい商品です。(アットコスメ

じんわりと身体が温まってるなぁ~という感じがお気に入りです♪濃縮ということで、カプセルは舌の上に乗っけただけでも、酸っぱさを感じます。でも、効いてるんだな!感はあります。(アットコスメ)”

次に、冷え性の改善に摂取したい食材は根菜類です。土の中で育った部分を食べる野菜のことを、根菜類と呼びます。根菜類には、ビタミンとミネラルが豊富に含まれており、体内のブドウ糖を熱エネルギーに変えることが可能です。熱エネルギーに変わると、体温が上がり冷え性改善へと導きます。

にんじん・大根・ゴボウ・サツマイモ・レンコンなどが根菜類に分類されるので、煮物や汁物などに活用してみましょう。他にも、身体を温める代表的な食材をご紹介するので献立に取り入れてみてください。

カボチャ
ニラ
生姜
ワサビ
玉ねぎ
じゃがいも
納豆
自然薯

あじ
さば

上記の食材は、身体を温める食材になっているので積極的に取り入れてみましょう。また、普段飲んでいる飲み物も、温かいものを選ぶとさらに効果的です。冷たい飲み物は身体を冷やす原因になるので、常温以上のものを飲むようにしましょう。

冷え性改善方法③:軽い運動を日常に取り入れる

血液の流れを良くするために、軽い運動を日常に取り入れてみてください。特に、全身の60~70% 程度の筋肉を占めている、下半身を強化するような運動は効果的です。運動と言っても、特別大変なものでなくても構いません。

散歩・通勤時や買い物で歩く・踏み台昇降運動・ストレッチ・スクワット・かかとの上げ下ろしなど、あなたがやりやすいものを取り入れてみましょう。

冷え性が悪化するとこんな症状が…

冷え性は、悪化してしまうと様々な悪影響を身体にもたらします。ただの冷えだと放置すると、後から後悔することになるかもしれません。少しでも冷えを感じるなら改善に向けて対策をしましょう。

具体的に、冷えが悪化すると薄毛やうつ病の症状が現れると言われています。

①:薄毛になる

「冷えている=血行が悪い」ということもあり、頭皮にもその影響が現れ薄毛になるケースがあります。頭皮に血液が流れないと、髪の毛も成長に必要な酸素や栄養が十分に行き渡りません。そのため、栄養不足の頭皮は髪の毛を成長させることができず薄毛を招きます。

今生えている髪の毛も、栄養を与えられていないままだと健康状態が悪くなり細くなってしまうので注意しましょう。

②:うつ病になる

近年増加している、うつ病は冷えから発症するケースもあると言われています。

➀:セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリンといった神経伝達物質の分泌量が少なくなることや働きが鈍くなってしまうこと
➁:冷えによる自律神経の乱れや頭痛・腹痛・などの症状が長期間続き慢性化してしまうこと

冷えがうつ病発症に繋がるのは、この2つの理由があげられます。

うつ病は、様々な症状があり個人差があるものであり、冷えだけが原因とも言い切れません。しかし、冷えを改善することで、脳内に血液がしっかりと流れ神経伝達物質の分泌量が増えたり、自律神経のバランスが整ったりします。こころの健康のためにも、冷え対策を始めてみましょう。

まとめ

冷えは、きちんと対策をすれば改善するものです。普段着用している衣類・靴下の素材を見直したり、日常的に軽い運動を取り入れたりと、できるところから始めてみましょう。特に、靴下は汗をかいたものをそのまま履き続けると汗冷えを起こしてしまうので注意してくださいね。サプリメントや食事で、体内から温めるケアをすることも大切です。

薄毛の原因にもなる冷え性は、うつ病の原因にもなるとも言われています。後から後悔しないためにも、早めの冷え対策を始めてくださいね。

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