朝が弱い、起きられない…。朝の低血圧の対策とすぐできる改善方法をご紹介!

ヘルスケア

できることならば気の済むまでぐっすり眠っていたい…と思うものの、学校や仕事など用事がある日はなかなかそうもいきませんよね。無理に体を起こしても次の行動をするまで時間がかかったり、いつまで経っても体や頭がすっきりしない朝が毎日続くと自分に嫌気を感じることもあるでしょう。

すっきり起きることができない理由には、低血圧が挙げられます。ではなぜ低血圧になってしまうのか。原因と低血圧の種類、症状を和らげる方法や改善方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

低血圧で朝起きられない…。不機嫌。なぜ?

朝起きることができず、なかなかすっきりした気分にならない理由を「低血圧だから…」ということだけで済ませてはいませんか?気分も上がらず、特に何か理由があるわけでもないのに不機嫌な状態が続いたり、朝起こされたときについイラっとしてしまう理由には低血圧が関係しています。

低血圧な人は寝ているときと起きているときの血圧のコントロールができておらず、また自律神経の切り替えもうまくできないため、寝ている状態から起きて活動する状態の体になることが難しい状況にあります。すっきりした朝を迎えることができずについ不機嫌になってしまうのです。

低血圧で朝起きられない原因

あなたの基礎体温は何度ありますか?健康な人の体温は平均して36.5度前後ですが、体温が35度台の人など低い人の場合は低血圧になる可能性が非常に高い傾向があります。遺伝や体質によるものもありますが、不規則な生活や乱れた食生活による自律神経の乱れも低血圧に繋がります。

低血圧になると私たちが活発に活動している日中に働く交感神経と、リラックスして眠っているときに働く副交感神経の切り替えがうまくできなくなります。この切り替えができないことが原因で、朝起きるときに体がだるく感じ気分もすっきりしないという症状が出るのです。

また、現代はスマートフォンを持ち始める年代層もだんだんと若くなり、夜遅くまでパソコン作業をする人も多くなりました。一見、スマートフォンやパソコンは低血圧とは関係がないように思われますが、ブルーライトが低血圧の原因になります。本来ならば寝る時間にもかかわらず明るい画面を見続けていることで脳が興奮状態に陥り、今は活動するときだと勘違いをしてしまいます。

すると交感神経が活発になり、寝ようと思っても副交感神経に切り替わることができずに不眠になってしまいます。このような状態が長期に渡って続くと自律神経が混乱したままになってしまい、夜はなかなか寝付けず朝すっきり起きることができない体になってしまうのです。

3つの低血圧症とは?

低血圧といっても、低血圧にも種類があります。また病気が原因で低血圧を引き起こしている可能性もあるので、以下で見ていきましょう。

種類①:本態性低血圧

体温が常に低く、体が冷えていることが特徴です。また本能性低血圧は手足の爪先や内臓が冷えており、筋肉が少ない傾向があります。目立った自覚症状を感じることがほとんどなく、あるとしても体のだるさやめまい、やる気のなさや疲れやすいといった軽い症状なので、この症状から自分が低血圧だと関連づけることができない場合が多いです。

体温計で熱を測る度に35度台だったり、上記に挙げた以外に不眠や肩こりに悩まされている、手足が常に冷えているという場合は本能性低血圧の可能性が考えられます。

種類②:起立性低血圧

起立性低血圧の場合は心臓や血液の流れ、消化器など内臓を動かしている自律神経系に問題があることで起こります。自律神経の働きが悪くなると血液の流れが悪くなり、血液が脳にまで行き渡らなくなり急に倒れてしまう可能性があります。

また倒れる場合は意識を失っていることがほとんどなので、怪我をしてしまう確率が高いです。急に立ち上がったときに気分が悪くなったり、ひどい目眩がある、立っていると気持ちが悪くなったり頭痛がある、という症状は、十分な血液が脳に流れていないことが原因なので、無理に動こうとせずに症状が治るまで休むようにしましょう。

種類③:症候性低血圧

子供の身体は大人と比較するとまだ未熟なように、神経系も完璧ではありません。ですので、立つときにめまいがして倒れたり貧血になってしまう可能性も多いですが、この場合は成長とともに神経系もしっかりしてくるため子供の頃の低血圧はほとんど問題ありません。

しかし大人の場合は心機能の低下や代謝異常、糖尿病など内臓機能の疾患がある可能性があります。倦怠感や動機、立ち眩みなどの一般的な低血圧の症状はあるものの、症候性低血圧の決定的な症状はありません。生活習慣の乱れや偏った食生活が長期間にわたってあるという場合や、内蔵の痛みなど不調がある場合は病院を受診するようにしましょう。

朝が弱い!朝の低血圧の辛さを和らげる対策&工夫

低血圧の症状があると朝はすっきり起きることはできない上に、1日中体がだるかったり何らかの症状に悩まされ、精神的にも辛くなってしまいますよね。ここからは、低血圧の症状を和らげる方法をご紹介していきます。

朝の低血圧対策①:日光を浴びる

日光を浴びると体がポカポカして気持ちがいいですよね。しかし、日光の効果はこれだけではありません。日光は体内のリズムを整える効果もあります。また低血圧な人の血管は萎縮しがちですが、日光を浴びることで血管が弛緩し広がる働きが始まります。

広がった血管の中では血液の流れがスムーズになり、血液が体内を駆け巡り隅々まで行き渡るため体が内側から温まり体のだるさなどを解消してくれます。朝起きたらまずはカーテンを開け、日光に当たることから始めましょう。

ただし日光に当たりすぎると日焼けをしてしまったり、日光性湿疹を発症してしまう可能性もあるので、日光を浴びる際は15分程度を目安にしましょう。

朝の低血圧対策②:熱めのシャワーを1分浴びる

朝の体温は通常よりも低い状態にあり、起きてから時間が経つごとに体温が上がっていき活動モードになります。しかし低血圧の人の場合は血液の循環が悪く体温が上がりづらい傾向があるため、いつまでたっても体が温まらずに布団の中から抜け出すことができないという人も多いでしょう。

朝の低血圧を解消させるには、朝起きてから熱めのシャワーを浴びることが体や脳を活動モードに切り替えるコツです。また首元の血管は比較的の表面付近にあるため、首元を中心的に温めることでより早く血液を温めることができます。

冬場などの寒い時期や、時間がない場合は温めたタオルなどで首元を温めると良いでしょう。

朝の低血圧対策③:朝食をしっかり食べる

体の目覚めが悪い朝に食欲が出ないという人もいるでしょう。またダイエットをしているからと朝食を抜いていたり、時間が無いから食べないという人も多いのではないでしょうか。しかし食事には体を目覚めさせ体温を上げ、血圧を正常化してくれる効果があります。

サラダやスムージーも良いですが、低血圧の人には温かい野菜スープやホットスムージーなど体を温める食事が特におすすめです。始めのうちはまだ体が慣れていないため、朝食を摂ること自体を少しキツイと感じると思われますが、習慣づくと辛いと思うことは少なくなってくるでしょう。

低血圧を改善する5つの生活習慣

低血圧の改善は難しいと思っていたり、そもそも不可能だと諦めてはいませんか?低血圧は日常の生活を見直すことで改善させることが期待できます。今日からでも実践できる方法なので、ぜひ試してみましょう!

改善方法①:運動の習慣をつける

学生のころは部活やサークルなどの運動で必然的に筋力をつけていましたが、大人になるにつれ運動をする機会は減る一方ですよね。なかなか運動をする機会や時間がないという人も多いと思われますが、極度な運動不足は筋力を低下させます。

血液を循環させるためには筋肉も必要不可欠ですが、筋力が少ないと血液の循環も悪くなり体が冷え低血圧になります。本格的な運動はいろんな面で負担になることもあるでしょう。まずは自分の生活の中に取り入れやすい運動から始めることがおすすめです。

例えば電車やバスなどを利用している場合は1つ前の場所で降りて目的地に向かう、買い物は車ではなく歩いていくなど、継続しやすい運動から始めてみましょう。

改善方法②:とにかく体温を下げない

冷たい飲み物や食べ物は、体を冷やす原因になります。また、エアコンの効いた室内に長時間いたり薄着でいると冷えの原因になり低血圧になってしまいます。体を冷やし続けると基礎体温も下がってしまうので、夏場の暑い時期でも温かい飲み物や常温の飲み物を普段から飲むようにしたり、プラス一枚服を着るなどして体温は下げないようにしましょう。

特に女性の場合は、スカートや首元が大きく開いたファッションをすることも多いと思われますが、首・手首・足首の血管は表面に近い位置に存在しているのでこの3か所をしっかり温めることで体の冷えを解消することが期待できます。

改善方法③:バランスの良い食事

健康な体を作るためには必要不可欠な食事ですが、ただ食事をすればいいというだけではありません。偏った食事では本来体に必要な栄養素を補うことができずに栄養不足になり、体内の循環が悪くなります。体質を改善させるにはバランスの良い食事が大切です。

エネルギーとなる主食と主菜、副菜をしっかりと食べ体内の循環を正常化させ低血圧を改善させましょう。また生姜やニンニク、とうがらしなどの香辛料は体を温める作用があるのでおすすめです。

改善方法④:規則正しい生活をする

夜更かしや昼夜の逆転生活は交換神経と副交感神経の切り替え機能を鈍くさせます。低血圧は自律神経の乱れが原因でもあるので、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。また、過度な睡眠不足や疲労はストレスにもなりがちです。

ストレスは血管を萎縮させてしまい血液の流れを悪くするほか、さらに睡眠不足が原因で不眠を引き起こしてしまう可能性もあります。ストレス社会と言われている現代ですが、ストレスのため過ぎには注意をしましょう。

改善方法⑤:水分をしっかり取る

低血圧の人は体温が低いため血液の流れが悪い状態にありますが、水分不足も低血圧の原因に関係しています。水分が不足している血液はドロドロとし、血管の中をスムーズに流れることができません。水分をしっかり摂取することで血液はサラサラになり、血液の流れがよくなり低血圧の症状を改善させることが期待できます。

また血液の流れが良くなると、新陳代謝も活発になるので根本的な体質改善が期待できるのです。よくコーヒーやジュースなどで水分を補給しているという人も見られますが、コーヒーに砂糖やミルクを入れていたり、炭酸や糖分が入ったジュース、果汁100%のジュースもあまりおすすめできません。

過剰な糖分の摂取は糖尿病や肥満の原因になります。果汁にも糖分が配合されていますよね。またコーヒーにはカフェインが含まれているため、飲み過ぎてしまうと興奮状態に陥り不眠になってしまう可能性もあります。水分を摂取する際には水かお茶がおすすめです。

朝の低血圧にはキリツテインがおすすめ!

キリツテイン 7,000円(税抜)

起立性低血圧に効果的なサプリメントです。朝なかなか起きることができない子供にイライラしてしまったり、しゃっきりしない姿にどこか体調が悪いのではないかという親の心配とともに、子供の寝起きを改善してくれます。

また、女性に不足しがちな鉄分や健康維持のための高麗人参・体内の循環をスムーズにしてくれる亜鉛も配合されています。血液の循環をサポートしてくれる働きもあるので継続的に服用することで体質の改善を期待することができます。

ブランド リアルヘルスケア(⇒公式サイト)
有効成分 鉄分/高麗人参/亜鉛
内容量 120粒
使用感 錠剤
肌への優しさ 食品アレルギーがある場合は、原材料をご確認しお医者様に要相談

まとめ

頑張って朝起きよう!と思っても、実際に朝になるのと実践することができない人も多いでしょう。どんなに頑張ってもすっきり起きることができずに悩んでいる場合は、低血圧になっている可能性があります。

まずは体温を計り低体温が続いている場合はご紹介した改善方法を実践してみたり、低血圧に効果的なサプリを活用してみてはいかがでしょうか。すぐに改善させることは難しいですが、継続をし続けることで少しずつ体質の改善を目指すことが期待できます。

快適な朝を迎えることができるよう、低血圧の改善を目指しましょう!

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