なぜニキビが治らない?思春期ニキビとは異なる理由と対処法!【洗顔法から生活習慣まで】

ニキビ

いつまでたってもニキビが治らない!なぜ…?

大人ニキビってなかなか治らないですよね。どうしてニキビってこんなにしつこいのでしょうか?まずはその原因を知ることから始めてみましょう。

ニキビが治らない理由は、主に5つあります。あなたもこんなことに心当たりはありませんか?

ニキビが治らない理由①:間違った洗顔方法

毎日行っている洗顔ですが、実は正しい洗顔ができていない人はけっこう多いものです。洗顔は肌の汚れを落とすために必要な行為ですが、実は肌の汚れ以外にも、必要なうるおいを落としてしまう行為。肌にとって必要なうるおいまでも失ってしまうと、乾燥肌をまねき、皮脂を過剰に分泌させてしまう原因にもなってしまうのです。

また、ニキビをきれいにしようと、ゴシゴシ洗ってしまうのも間違った洗顔方法です。肌に刺激を与えると、そのダメージからさらに肌状態を悪化させてしまいかねません。その他、洗顔料を使わずに冷たい水だけで洗顔したり、皮脂のベタつきを気にして、1日に何度も洗顔したりしてしまうのもよくありません。

ニキビが治らない理由②:触りすぎ・強い刺激

ポツンとできたニキビはとても気になるものです。見つけると、つい爪で潰したくなりませんか?ところが、これが大きな罠!手は電車のつり革やドアノブ、パソコン、カバンなど、あらゆるものにつねに触れているところです。もちろん、爪には雑菌がいっぱい。そんな不潔な手でニキビを触ってしまうと、ニキビに雑菌が入り込んで化膿してしまいます。

化膿したニキビは悪化すると皮膚の奥に真皮にまでダメージを与え、クレーターのような跡になってしまうこともあります。ニキビはどんなに気になっても、触ったり潰そうとしたりしてはいけません。

ニキビが治らない理由③:乾燥・保湿不足

ニキビで悩んでいる人の多くが、皮脂のベタつきを嫌います。朝洗顔しても、またすぐにテカってしまうのはガッカリですよね。「これだけ皮脂が出ているのだから、化粧水も乳液も必要ない」と思うかもしれません。しかし、「なぜ皮脂が過剰に分泌されてしまうのか」を考えてみましょう。

そもそも、皮脂は肌を乾燥から守るためにあるものです。それなのに、皮脂が出ているから保湿ケアをしない、というのでは、本末転倒。肌が自分でもっと皮脂を出して乾燥から守るしかありません。ニキビのもとである皮脂が気になる人は、本当に保湿ができているのか、振り返ってみましょう。

ニキビが治らない理由④:肌に合わないオイル

ニキビがある肌でも、保湿は必要です。水分をたっぷりと与えてあげましょう。ところが油分となると、話は別。肌は水分と油分のバランスでコンディションが変わってくるので、水分が不足しているのか、油分が不足しているのかを見極める必要があります。ご存じのように、ニキビの原因は皮脂が毛穴に詰まってしまうことです。水分は不足していても、油分は過剰になっているのがニキビ肌です。

そのため、ニキビがある時は美容オイルなどの油分はなるべく避けたほうがいいでしょう。最近ではオイルフリーのスキンケア化粧品も多くあるので、購入する時に確認することをおすすめします。

ニキビが治らない理由⑤:こってりメイクでニキビを隠す

今すぐニキビを隠すには、メイクでカバーするのが簡単です。カバー力の高い下地を使い、コンシーラーでさらに隠し、その上からファンデーションを塗って、仕上げは光を拡散するパウダーで……。これだけ厚塗りすれば、たしかにニキビは隠せるかもしれません。しかし厚塗りすればするほど、肌への負担は大きなものになるって知っていますか?

メイクが濃ければ濃いほど、当然、洗浄力の強いクレンジングも必要となってきます。たとえニキビそのものはメイクで隠せたとしても、こってりメイクや強いクレンジングによる刺激と乾燥で、ニキビはさらに悪化しやすくなってしまうのです。ニキビが気になるなら、こってりメイクは我慢したほうがいいでしょう。

諦めないで!治らないニキビの対処方法

どんなに小さくても、ニキビはとても目立つもの。気にしているのに、「ニキビできてるね!」なんて指摘されたら、それだけで一日が憂鬱になっちゃいますね。痛い赤ニキビや目立つ頬のニキビ、そして鼻に大きくできてしまうニキビ……いずれもなかなか治らないものです。悪化してしまうとしこりニキビになり、さらに治りにくくなってしまうことも……!

ここでは、そんな治りにくいニキビの対処方法を紹介します。いずれも自分で簡単にできることばかりなので、今日からすぐに実行できますよ!

対処方法①:洗顔料・洗顔方法を変える

ニキビがなかなか治らない人は、洗顔方法が間違っていることがあります。「ただ洗うだけ」の洗顔をしていた人は、正しい洗顔方法を学びましょう。

手順①:手を洗う

多くの人が、この洗顔前の手洗いを忘れています。手には雑菌がたくさんついているので、不潔な手で洗顔をしても、ニキビを雑菌で刺激することになりかねません。洗顔前にはきちんと手を洗い、清潔な手で洗顔しましょう。

手順②:ぬるま湯で優しくすすぐ

洗顔というと洗顔料でゴシゴシ洗うイメージがあるかもしれませんが、顔の汚れの80%はお湯だけでも落とせる、という説があります。洗顔料で洗う前に、軽くお湯で汚れを落としておきましょう。

手順③:洗顔料はたっぷりの泡で

石けんや洗顔料は、たっぷりと泡立てることが大切です。なぜなら、泡立てたぶんだけ洗顔料の面積が大きくなり、それだけ汚れを落としやすくなるからです。近頃では泡立てネットを使うことも多くなってきていますが、洗顔に適した泡は、逆さにしても落ちないぐらいのもっちりと弾力がある泡です。

泡立てに慣れていない人は、モコモコの泡を立てて、手を逆さにしても落ちなかったら洗顔スタートの合図と覚えておくといいでしょう。

手順④:力を入れずにクルクル

泡を顔にのせたら、いよいよ顔を洗っていきます。洗う時はあくまで優しく、泡で肌を包み込むようにクルクル。ゴシゴシするのではなく、肌の上の泡を転がすイメージで洗っていきましょう眉間や小鼻などは、手のひらを使うのではなく、指先でクルクルしていくときれいに洗えますよ。

なお、いつまでも泡を肌にのせておくと、刺激になってしまいます。洗顔料を肌にのせている時間は1分以内で充分。長く洗いすぎないように注意しましょう。

手順⑤:念入りにすすぐ

洗ったら、あとはすすぎでいきます。このすすぎが足りないと、洗浄成分が肌に残って、ニキビを悪化させるもとになります。少なくとも20回はすすぐようにして、石けん成分をしっかりと洗い流しましょう。

★ワンポイント★

洗顔のお湯は、冷たくても熱すぎてもいけません。理想的な温度は32~34℃といわれています。冷たすぎると皮脂が落ちにくく、熱すぎると皮脂を落としすぎてしまうので、ぜひこの洗顔のお湯の温度にも注目してみてください。

対処方法②:保湿重視のスキンケアに変える

ニキビ肌に乾燥は大敵。しっかり保湿できるスキンケア化粧品で保湿しましょう。

オルビス 薬用 クリアローション 1,500円(税抜)

オルビスの薬用クリアシリーズは、プチプラのニキビ用コスメとして大人気。肌荒れ予防成分のグリチルリチン酸2Kが入っているので、なかなか治りにくいニキビ肌にはぜひ試してほしいシリーズです。

薬用クリアローションにはさっぱりタイプとしっとりタイプがあり、好みに合わせて選べるのところもうれしいですよ。肌のバリア機能をサポートする紫根エキスも入っており、ニキビができにくい肌をめざせます。

ブランド オルビス(⇒公式サイト)
有効成分 グリチルリチン酸2K
内容量 180ml
使用感 さっぱりタイプとしっとりタイプから選べる
肌への優しさ オイルフリーでニキビを刺激しにくい

以前は頬のニキビができやすかった私ですが、これを使い始めてニキビができなくなりました。たまにニキビができてもすぐ鎮静化してくれます。(アットコスメ

長年ニキビに悩まされ続け…一向に改善されないニキビとの戦いの中で、クリアシリーズに出逢いました。このクリアシリーズが私とオルビスとの長いお付き合いの始まりです。もう何本リピしたかわかりません。私の肌には合っていたようで、みるみる良くなりました。(アットコスメ

ノブAC モイスチュアジェル 2,500円(税抜)

化粧水の次に使う保湿美容液です。殺菌作用がある感光素201号、抗炎症作用のあるアラントイン、皮脂の分泌を抑える効果がある塩酸ピリドキシンと、3つの有効成分でニキビ肌をとことんサポート!うるおい力が高く、仕上がりの肌のなめらかさは格別ですよ。

ブランド ノブ(⇒公式サイト)
有効成分 感光素201号/アラントイン/塩酸ピリドキシン
内容量 40g
使用感 しっとりやわらか
肌への優しさ オイルフリー/無香料/無着色/低刺激性

乾燥するのにニキビが出来やすい混合肌で、その上敏感肌でもあるので保湿剤を探すのには毎回一苦労してました。でもこれはいいです。ニキビ肌用なのに肌に優しいんです。使用しても痒み赤みもいっさい出ないしニキビも出来ませんでした。(アットコスメ

肌がとんでもなく不安定になって、普通のスキンケアだと刺激を感じるようなときでも、こちらは刺激も全くなく、快適に使うことができます。ちょっと黄色っぽい保湿ジェルですが、肌にすっとなじんで後肌はべたつかないのに保湿はちゃんとしてくれます。もちろん、大人ニキビ対応なので、今あるニキビを悪化させることはありません。(アットコスメ

ルナメアAC ジェルクリーム 2,400円(税抜)

ベタつきが苦手なニキビ肌さんでも使いやすい、サラサラの仕上がりです。うるおいを逃がさず、しっかり保湿してくれるのにベタつかないところが好評。ニキビと肌荒れを予防する有効成分も入っていますが、うるおい成分が豊富なのも見逃せません。

また、ルナメアでは富士フイルムが独自に開発した成分「アクネシューター」を配合しています。これは毛穴の中の皮脂に引き寄せられて、有効成分が毛穴の中にまで届くという画期的なしくみ。毛穴の中からのニキビ予防ができますよ。

ブランド ルナメアAC(⇒公式サイト)
有効成分 グリチルレチン酸ステアリル/トコフェロール酢酸エステル
内容量 60g
使用感 ベタつかずサラサラ
肌への優しさ ノンコメドジェニックテスト済/無香料/合成着色料不使用

混合肌(夏は脂性肌寄り)でニキビができやすい私が夏に愛用している乳液です。夕方になっても油分過多にならず、ニキビの発生を抑制してくれていると感じられます。(アットコスメ

化粧水のしっとりタイプと一緒に使っています。某雑誌で乳液部門で第1位になっていました。さらっとしていますがきちんと潤います。ニキビ肌用なので刺激もなく安心して使えます。やはり化粧水との相性も良いのでこれからもリピします。(アットコスメ

対処方法③:できるだけ刺激を与えない

ニキビ肌に刺激は厳禁です。不潔な手で肌を触ったり、肌をゴシゴシこすったりしてしまうようなスキンケア方法は刺激となるので、普段から肌に刺激を与えないようすることが大切です。また、できてしまったニキビは、炎症を起こしてします。刺激を与えることでさらに悪化し、クレーターのようなニキビ跡が残ってしまう可能性があります。

ニキビができる前も、できてしまった後も、「触らない」「刺激しない」を忘れないようにしましょう。

対処方法④:オイルフリー、ミネラルメイクに変えてみる

スキンケア化粧品には、油分が含まれたものがたくさんあります。水分を与えても油分がないと蒸発してしまうので、油分を含んだ乳液やクリームを使うことが基本となっています。しかし、ニキビ肌がある人に油分はあまりおすすめできません。なぜなら、油分はアクネ菌の餌となるので、ニキビをまねきやすく、悪化させる可能性があるからです。

こちらでも紹介したように、ニキビ肌に適した油分を含まないオイルフリーの乳液やクリームもあります。ニキビで悩んでいる人は、この点を重視して化粧品を選ぶといいでしょう。

また、メイクは落とす時にクレンジングが必要となります。洗浄力が高いクレンジングは肌に必要なうるおいまでも奪ってしまうので、クレンジングがなくても落とせるミネラルファンデーションなどを使うと、肌への刺激を抑えられます。

まとめ

なかなか治らないしつこいニキビの原因と対処法を紹介しましたが、思い当たることはあったでしょうか?そのしつこいニキビも、意外なところに原因がひそんでいるのかもしれませんね。

今回紹介した5つの原因をひとつひとつ探っていくと、きっとあなたの治りにくいニキビの原因がわかりますよ。エンドレスに思えるニキビも、正し対処方法がわかれば、つるすべ肌も夢ではありません。そのニキビ、まだあきらめないで!

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