ジクジク痛いニキビにはどのクリームがいい?ニキビの状態に合わせた塗り薬を紹介!

目次
なぜニキビができるの?
ニキビができる原因は、毛穴の中に詰まった皮脂とアクネ菌の増殖です。アクネ菌は皮脂が大好物なので、温かく餌がたくさんある毛穴の中はとても居心地がよく、毛穴が詰まっている状態はアクネ菌にとって好都合。この状態からニキビに発展していきます。
ただ、10代の人にできる「思春期ニキビ」と、大人になってからできる「大人ニキビ」では、そうなってしまう原因が違います。
思春期ニキビは、成長期特有のホルモンの乱れが原因です。皮脂が過剰に分泌されるので、毛穴に皮脂が詰まりやすくなってしまうのです。
大人ニキビは、ストレスや生活の乱れからくる水分と油分のアンバランスが原因です。乾燥がひどくなると、それを補うために皮脂が活発に分泌されてニキビができやすくなります。
どちらも適切なスキンケアをすることが大切ですが、何度も繰り返してしまうニキビやなかなか治らないニキビには、クリームの塗り薬で治療をするのもいいでしょう。
今のニキビは何色?色でニキビの状態を知ろう
ニキビには白いものもあれば、赤いものもあります。どれも同じニキビですが、進行状態によって色を変えていくのがニキビの特徴です。
最初は白くポツンとしたニキビができます。この段階で治ればいいのですが、炎症を起こすと赤いニキビになります。やがて膿みのたまった黄ニキビへと進行していきますが、それぞれがどんな状態なのかを見ていきましょう。
種類①:白ニキビ
ニキビのもっとも初期の状態です。白くポツンとできているのは、 毛穴の中で皮脂がたまっているから。毛穴の出口がふさがっているので中が膨らんでいます。
しかし炎症を起こしてはいないので、痛みはありません。この段階で刺激を与えずに治せれば理想です。
刺激を与えないように丁寧に洗顔し、雑菌が繁殖しないように触らないようにしていけば自然に治ることも多いです。
種類②:赤ニキビ
白ニキビがアクネ菌や雑菌によって炎症を起こした状態です。白ニキビよりやや大きく腫れて真っ赤になっています。 これは毛穴の中でたまった皮脂を餌に、アクネ菌が繁殖しているからです。
少しでも触ると痛みを感じるうえに、赤く目立つので鏡を見るたびに憂鬱になる人も多いでしょう。
この段階になると、炎症を抑える薬が効果的です。どんなに気になっても手で触るのは厳禁です。
種類③:黄ニキビ
赤ニキビの炎症から進んで、黄色い膿がたまった状態です。つい爪で潰したくなるかもしれませんが、決して触ってはいけません。 さらなる炎症を起こして悪化したり、クレーターのようなニキビ跡が残ったりすることがあります。
中にたまっている黄色い膿は、白血球がアクネ菌と戦った残骸。ここまでくると完治まであと少しです。
ただ、見た目以上に炎症が広範囲に及んでいることもあります。ニキビの治りを助ける薬を塗るのがおすすめです。
ニキビクリーム(薬)はどれを選んだらいいの?
皮膚科で治療を受ける場合は健康保険が適用されることが多いのですが、どうしても時間がない場合などは、市販のニキビ治療薬を使う選択もあります。
市販薬を選ぶ時は、以下の点をチェックしましょう。迷った時は自己判断に頼らず、薬剤師に相談して選ぶのがおすすめです。
選び方①:アクネ菌を殺菌できるか
ニキビの原因はアクネ菌なので、アクネ菌を殺菌できる成分が配合されている薬が頼りになります。
殺菌成分には、次のようなものがあります。
- 硫黄
- イソプロピルメチルフェノール
- トリクロサン
- レゾルシン
初期の白ニキビに薬を使いたい場合なども、これらの殺菌成分が入ったクリームがいいでしょう。
選び方②:炎症を起こした赤ニキビには抗炎症成分配合のものを!
赤く炎症を起こしてしまっている赤ニキビには、炎症を鎮める抗炎症成分が配合されているものがおすすめです。
抗炎症成分には次のようなものがあります。
- グリチルリチン酸ジカリウム
- イブプロフェンピコノール
- アラントイン
薬を塗るときも刺激は厳禁です。なるべく触らないように、そっと塗ってください。
選び方③:膿んでしまった黄ニキビにはステロイド剤も心強い
膿がたまった黄ニキビは、放置すると跡が残ってしまうことがあります。きれいに治すためには、ステロイド剤が配合されたものを使う選択もあります。
ただ、ステロイド剤は効果が強いこともあり、長期の連用はできません。 使用頻度や使用期間などは薬についている説明書を守り、疑問がある場合は薬剤師に相談するのがおすすめです。
選び方④:皮脂を吸着する機能があるか
ニキビ治療薬の中には、皮脂を吸着する作用があるものがあります。このタイプのクリームは、 皮脂の分泌が過剰になっている人や毛穴に皮脂が詰まっている人に適しています。成分としては、角質を軟らかくする効果がある硫黄が代表的。
テカリやすい思春期ニキビの人や、炎症を起こす前の白ニキビにおすすめです。
選び方⑤:保湿成分は配合されているか
乾燥からニキビができてしまう人などは、薬で治療するだけでなく、保湿も重視したいものです。スキンケアでも保湿はできますが、塗り薬でも保湿成分が配合されているものがあります。
成分としては、グリセリンやスクワランなどが一般的。気になるクリームがあったらぜひチェックしてみてください。
薬を塗る時に気をつけたい2つのこと
ニキビに薬を塗る時に気をつけたいことは2つあります。
ひとつは、薬を塗る患部と手を清潔にすること。ニキビは雑菌によって悪化しやすいので、不潔な状態で薬を塗ってもかえって炎症がひどくなってしまう可能性があります。クリームを塗る前には必ず洗顔や手洗いをし、清潔な状態で薬を塗りましょう。
もうひとつは、こすらないことです。ニキビを早く治したくてゴシゴシ塗りたくなってしまうかもしれませんが、その刺激がニキビを悪化するかもしれません。
ニキビに刺激は禁物。なるべくやさしく、摩擦を与えないように塗りましょう。また、洗顔においても、ゴシゴシ洗いはいけません。たっぷりと石けんを泡立てたら、やさしく包み込むように洗います。
口コミつきで紹介!おすすめのニキビクリーム
ここでは、おすすめのニキビクリームを紹介していきます。実際に使った人の口コミも掲載するので、使用感も参考にしてくださいね。
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塗った感じは凄くサラサラしてます。伸びもよく、ベタ付かないので夏場でも使いやすいです。大きなニキビは3日ほどで小さくなります!小さいニキビだと塗った次の日にはほぼなくなってる!!(アットコスメ)
此方を出来そうな箇所に塗り込んでおくと出来にくくなりました!又出来てしまった場合も2、3日で治ります。腫れがひきやすいので化粧もしやすく、塗って乾くと透明な皮膜ができるので寝てる時に枕についたりする心配がありません。(アットコスメ)
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ニキビに塗ると次の日には少し小さくなってました。白ニキビよりも赤ニキビに効く気がします!私が買ったのは肌色タイプでしたが、肌色タイプは、塗って時間が経つと汚い見た目になるので、次買う時は白色タイプを買おうと思います。(アットコスメ)
刺激が強いのか塗った箇所の周辺の皮がむけることがありますがニキビには効きます。特に潰れそうなニキビや潰れてしまった後にすぐ塗ると皮脂を吸い取って固まり、その後すっきり治りやすいような気がしています。(アットコスメ)
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マスクにより赤く炎症したニキビがたくさん出来てしまい痛くてどうしようもなかった時に、ネットで見て購入してみました。皮膚科の塗り薬もあまり効かずに、気休め程度に購入したつもりですが、炎症が抑えられ、痛みも赤みも翌日にはなくなりました。(アットコスメ)
さらさらしたつけ心地でかなり伸びますし、肌馴染みも良いです。乾燥することもなく、ゆるやかですが、吹き出物もなんとなく良くなっている気がして、2本目購入し使い続けています。(アットコスメ)
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クリームが硬すぎず柔らかすぎず、肌に浸透しやすくすごく塗りやすいです。イヤな薬用っぽいにおいもしません。赤ニキビに使用していますが、色が薄くなってきた気がします。色んなニキビ用クリームを試していますが、こちらは今後もリピートし、塗り続けたいです。(アットコスメ)
特に強いにおいもせず、ぬりやすくて、比較的治りも早いと思います!(アットコスメ)
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ちょっと固めなテクスチャ。肌にあった肌色です。陥没ニキビも隠せてしまう、まさに薬用コンシーラーです。塗った直後に密着するので、さらさらしてます。潤いはないので、少しパリパリ感覚になるかもしれないです。特にかゆくなったり、被れたりする症状はなかったです。(アットコスメ)
クリームの色が肌色で塗ると固まります。寝る前に塗るって寝ると劇的に良くなる訳ではありませんが悪化はしません。おでこなど髪の毛で見えないところは肌色のクリームでそんなに目立たないので日中もたっぷり塗ってニキビをコーティングします。そうすると悪化せずに治ります!(アットコスメ)
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まとめ:ニキビは放置せず、クリームを使ってきちんと治そう!
できてしまうと長引くこともあるニキビですが、初期の段階からクリームを使っておくと、治りが早くなるようです。
ニキビクリームには白ニキビに合うもの、赤ニキビに合うもの、黄ニキビに合うものなどがあるので、症状に合った薬を選びましょう。
また、薬を塗る時には手を洗って清潔にしてから塗るのもニキビを治すコツです。今までニキビを我慢していた人は、クリームを使って早く治してみませんか?
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