乾燥肌だからこそスキンケアを見直そう!意外と知らない4つのNGと4つのコツ
乾燥肌は季節の変わり目にはとくに敏感。スキンケアをしても、メイクがヒビ割れたり目元の乾燥小じわが目立ったり……なかなか思うようにならないですよね。
そんなときこそ、スキンケアを工夫してみましょう。4つのNGと4つのコツでしっとり美肌をめざせますよ!
目次
乾燥肌を放置してはいけない理由
「乾燥肌だから」とスキンケアをあきらめていませんか?どうせ乾燥肌だから……と日々のお手入れがついなおざりになってしまうのは、乾燥肌さんあるある。
でも、乾燥したまま放置していると、さらに悪化してしまうことがあるって知っていますか?
ヒリヒリして化粧水がしみたり、ひび割れたところが赤くなったり、さらには敏感肌になって、何をしても不快な症状が続いてしまうことも……!
また、しつこいニキビの原因を探ってみると実は乾燥が原因だった、ということもあります。
そもそも乾燥肌とは、肌を守っているバリア機能が乱れて正常に働けない状態。紫外線や外部刺激を受けやすく、放置していても改善しにくいのです。
乾燥肌だからこそ、あきらめずに正しいスキンケアでしっかりケアしましょう!
肌が乾燥してしまう原因
乾燥肌になってしまう原因はいろいろありますが、いずれも生活環境が大きく関係しています。
ちゃんとスキンケアをしているつもりでも、こんなことに心当たりはありませんか?
原因①:紫外線対策を怠っている
紫外線はシミの原因となるばかりでなく、肌の水分保持機能を低下させます。 肌の水分が不足してしまうので、外部刺激から肌を守るバリア機能が乱れてしまい、そこからさらなる乾燥をまねきやすくなります。
紫外線は晴れている日や夏だけでなく、1年中降り注いでいます。冬の寒い日や雨が降っている日でも、日焼け止めを塗って紫外線から肌を守るようにしましょう。
原因②:湿度が低く空気が乾燥している
あまり意識していないことも多いのですが、 空気が乾燥していると肌の水分が奪われやすくなります。
とくに秋から冬にかけては空気が乾燥しやすい季節。服を着ることがない顔の肌はどんどんうるおいを失ってしまうのです。
加湿器を使うのが理想ですが、それが難しい場合は、携帯用の小さな加湿器などを持ち歩くといいでしょう。洗濯物を干したり、濡れタオルを近くに置いたりするだけでも乾燥対策になりますよ。
原因③:スキンケアが間違っている
乾燥肌の人で、スキンケアが正しくできていない人は実は少なくありません。
とくに気をつけたいのはこの2つ。
・摩擦 ・熱いお湯 |
洗顔やスキンケア、メイクの時に ゴシゴシこすってしまうと、その刺激が肌にダメージを与えて、水分が逃げていってしまいます。
また、洗顔の時は体温よりやや低めのぬるま湯を使うのが正しい方法。熱いお湯を使ってしまうと、肌にとって必要な皮脂まで流れ落ちてしまうので乾燥しやすくなります。
原因④:生活習慣が乱れている
社会人になると残業やストレスなどで生活習慣が乱れがちですが、 睡眠や食事は肌の状態を大きく左右します。
睡眠中は肌の修復を行うターンオーバーの時間なので、寝不足が続くと肌の生まれ変わりの機能が低下してしまいます。
また、食事は肌細胞を作る栄養素を摂り入れるものなので、 たんぱく質やビタミン類が不足していると、すこやかな肌から遠のいてしまいます。普段外食やコンビニで食事をすませることが多い人は、栄養バランスにも目を向けてみましょう。
乾燥の原因は自分自身!?無意識のうちにやっている4つのNG行動
ここでは、肌を乾燥させてしまうNG行動を4つ紹介します。普段の生活を振り返りながら確認してみましょう。
①:クレンジングのNG
・最初に手を洗わない ・ゴシゴシこすって落としている ・終わったらお湯でバシャバシャ洗っている ・毎日よく落ちるオイルを使っている |
これらは全部NG行動です。クレンジングは清潔な手で行うのが鉄則です。クレンジングを肌にのせたら、やさしい力で指先を使ってクルクルとクレンジングをなじませながら落としましょう。
また、油分を含んだクレンジングは一度にお湯で洗い流してもぬるつきが残ります。 洗い流す直前に少しの水をなじませる「乳化」を行うと、洗浄成分が残りにくく、仕上がりの肌がきれいになります。
なお、クレンジングはオイルタイプがもっとも洗浄力が高いのですが、そのぶん肌への刺激も強くなります。メイクを軽くしてミルクやクリームで落とすようにすると肌の負担が軽くなるのでおすすめです。
②:洗顔のNG
・洗顔後はタオルでゴシゴシこすって拭いている ・洗顔後すぐにスキンケアをしない |
洗顔後の肌はとてもやわらかくデリケートです。タオルでこすってしまうと繊維で角質が傷つき、その隙間から水分が蒸発しやすくなります。 洗顔後はタオルをそっと押し当てて、水分を吸い取らせるようにするのが正解です。
また、洗顔後は皮脂や水分が落ちて脱水状態になっています。洗顔後スキンケアをせずに朝食を摂ったり髪を乾かしたりしている人は、 洗顔後すぐにスキンケアをして肌にうるおいを届けるようにしましょう。
③:使用量のNG
・適当にたっぷりつけている |
使用量はどうしても自己流の目分量になりがちですが、化粧品にはかならず「適量」が書いてあります。この量が肌にとってもベストな量なので、時々は使用量をチェックしてみましょう。
④:つけ方のNG
・叩きながらつける ・乳液やクリームはベタつくからつけない |
スキンケア化粧品は手のひらでじっくりとなじませていくのが正しいつけ方です。叩くと浸透したような感じがするかもしれませんが、逆に水分を飛ばしているだけです。 肌をいたわるようにやさしくつけていきましょう。
化粧水は肌に水分を与えますが、油分が含まれていない化粧水だけではすぐに蒸発してしまいます。
水分や美容成分などを角質層にしっかりととどめるためにも、乳液やクリームを使いましょう。最近ではベタつきにくい商品もあるので、いろいろ使い比べてみるとお気に入りが見つかりますよ!
乾燥肌さんに知ってほしい!化粧品選びの4つのコツ
乾燥肌さんのスキンケア化粧品は、選び方にもこだわりたいものです。コツは4つあるので、それぞれを見ていきましょう。
とにかく保湿重視!高保湿成分を覚えよう
乾燥肌さんにとって何よりも大切なのは保湿です。使用感だけでなく、保湿成分がしっかりと配合されたものを使いましょう。
おすすめの保湿成分には次のようなものがあります。
・セラミド ・ヒアルロン酸 ・アミノ酸 ・スクワラン ・グリセリン |
なかでもおすすめなのは「ヒト型セラミド」です。もともと私たちの 肌にある保湿成分であるセラミドに近いものなので肌になじみやすく、高い保湿力を期待できます。
刺激になりやすい成分を避ける
乾燥肌はバリア機能が低下している状態です。刺激にも敏感なので、なるべく肌に刺激になりやすい成分を避けるようにしましょう。
避けたい成分には次のようなものがあります。
・エタノール(アルコール) ・香料 ・着色料 |
スペシャルケアを取り入れよう
基本的なスキンケアは化粧水と乳液・クリームですが、乾燥肌の人はそれだけでは不十分かもしれません。
正しい保湿ケアを行っても乾燥してしまうようなら、 保湿美容液やシートマスクなどでより重点的な保湿ケアをするのがおすすめです。
とくに乾燥しやすい目元にはアイクリームが役立ちますし、シートマスクが手元にないときは、化粧水をコットンにたっぷりと含ませてローションパックをすると、潤い補給ができます。
肌荒れ予防成分があるとうれしい!
乾燥して刺激を受けやすい肌には、肌荒れ予防成分が配合されたものがおすすめです。「乾燥してピリピリしてしまう」「カサカサしてかゆい」といった人でも、この肌荒れ予防成分が配合されている化粧品なら使えることがあります。
肌荒れ予防成分には次のようなものがあります。
・グリチルリチン酸2K ・トラネキサム酸 ・アラントイン |
これで乾燥肌にサヨナラ!おすすめスキンケア特集
乾燥肌さんの化粧品選びはなかなか難しいところがあります。ここでは、成分や口コミからおすすめのスキンケア化粧品を厳選して紹介していきます。化粧品を見直したい人はぜひ参考にご覧ください。
乾燥対策におすすめのクレンジング
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アットコスメ店舗で人気でしたので購入しました。キチンと落ちるし潤いも残るので人気の品なのが納得だなと思いました。(アットコスメ)
とても敏感肌なのですが、これで荒れたりしたこともなく、何本リピートしたことやら。ほんと有難いです。(アットコスメ)
乾燥対策におすすめの洗顔料
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こちらは最近使った物の中で、革命的でした?!!秋になってから乾燥が始まり、お肌がゴワゴワで手触りもザラザラになってしまったのですが、こちらを使い始めてあっとゆうまにお肌が柔らかくなりました。(アットコスメ)
正直、この値段でごわついた肌がこんなにしっとり柔らかくなるとは思わなかったです!洗い上がりのつっぱりもないし、このまま今の肌の調子を持続させたいのでリピします。(アットコスメ)
乾燥対策におすすめの化粧水
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こちらとエトヴォスの美容液を使用して、ビックリしました。アトピー乾燥肌が潤います!しかも刺激なし!←ここ重要お気に入りになりました。(アットコスメ)
乾燥肌な自分にぴったり合い、リピートしました!テクスチャーは重ため。少量でもかなりもっちりして、肌が手に吸い付くほどの保湿力。これを人によってはベタつくと感じるかもしれませんが、この吸い付くほどのもっちりさに衝撃を受け感動しました。おかげで今季は乾燥知らずなうえに肌の水分量80%以上をキープ出来ています。(アットコスメ)
乾燥対策におすすめの乳液
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よくあるタイプの油分多めな乳液ではなくてさらさらしたジェル乳液です。これを化粧水の後に付けると、肌がベタつかないのにしっとりします。髪を乾かしていても顔に張り付きません。とても気に入っていて3本くらい使っています。(アットコスメ)
ジェル乳液だそうですが、ベタつきがなくしっとりします。絶妙な使い心地でとても気に入っています。刺激もなく使えていますし、夏でも冬でも心地よく使えます。(アットコスメ)
乾燥対策におすすめのクリーム
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クリームがなめらかでやわらかく、肌に馴染みます!着け心地がよく、保湿効果も高いです!翌朝までしっとり感が続いています!(アットコスメ)
使い続けて、キメが細かくなったと思うし、少しの刺激でも痒くなってたのが無くなったし、ちゃんと保湿されてて毛穴も目立たなくなったし、使い続けるって大切なんだなって思いました。(アットコスメ)
まとめ:乾燥肌でもあきらめない!スキンケアで肌は変われる!
肌の水分量が少ない乾燥肌さんは普段のスキンケアがとても大切です。自分ではきちんとケアしているつもりでも、実はそのスキンケアが間違っていることもあります。
とくに多いNGシーンは次の4つ。
・クレンジング ・洗顔 ・使用量 ・つけ方 |
正しいスキンケア方法で、本当にあなたの肌に合うスキンケア化粧品を見つけましょう。保湿成分と刺激になりやすい成分を覚えておくと、化粧品選びがずいぶん楽になりますよ。
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