そばかすが気になる……!そんなあなたが今できる3つのことを伝授!

顔の中心に広がるそばかすは、どうしても目立って気になるものです。完全に消すことはできなくても、なんとか薄くしたい、という人は少なくないはず。
この記事では、そばかすの基礎知識と、そばかすが気になる人が今すぐにできる、3つの対策方法を紹介していきます。
目次
シミとそばかすの違いは?
シミとそばかすはしばしば混同されますが、実はそばかすはシミの一種です。シミには多くの種類があり、代表的な症状には次のようなものがあります。
✔そばかす(雀卵斑(じゃくらんはん)) ✔老人性色素斑 ✔肝斑 ✔炎症後色素沈着 |
つまり、広い意味ではシミとそばかすは同じものということができます。
ただ、私たちが一般的に「シミ」と呼んでいるものは、 ほとんどが「老人性色素斑」という紫外線による茶色~黒色のシミです。
これに対して、そばかすは 「雀卵斑(じゃくらんはん)」と呼ばれる、鼻から頬にかけて広がる無数の茶色いシミです。
ここでは代表的なシミである老人性色素斑とそばかすの違いについて解説していきます。
原因はどちらも「紫外線」
症状の現れ方は違いますが、そばかすもシミも原因は紫外線です。
私たちは紫外線を浴びると、その刺激からプラスミンという情報伝達物資が産生されます。プラスミンによって「メラニンを作りなさい」という指令を受けたメラノサイトでは、チロシンというアミノ酸を、ドーパ⇒ドーパキノン⇒メラニンと変身させていきます。そしてメラニンが過剰に蓄積されてしまうと、そばかすやシミとなるわけです。
美白化粧品に含まれる美白有効成分の多くは、 この変化の段階で必要となる酵素「チロシナーゼ」の産生や活性化を抑えることで、シミを防ぎます。
そばかすは遺伝的要素が大きい
そばかすの原因は紫外線です。しかし、同じように紫外線を浴びても、そばかすができやすい人とできにくい人がいるのは、遺伝的要素によるものが大きいからです。
そばかすができやすい人は、 生まれつき紫外線の影響を受けてそばかすができやすい体質のため、紫外線対策をしていてもそばかすができてしまうのです。
そのため、そばかすは幼少期の3歳前後から現れることが多く、紫外線を浴びるとそばかすが濃くなりやすい傾向があります。
そばかすの外観的な特徴としては、比較的小さな点のようなものが集まって、鼻から頬にかけてぼんやりと広がっていくところが挙げられます。
また、10代のころには目立ちますが、年齢が高くなるにしたがって自然に薄くなっていくのもそばかすの特徴です。
シミは年齢が高くなるほど増えやすい
シミ(老人性色素斑)は若い人から年齢が高い人まであらゆる年代でみられる症状ですが、年齢が高い人ほど現れやすい症状です。
なぜなら、紫外線によるダメージは年齢とともに積み重なり、 年齢が高くなると、溜まったメラニンを排出するターンオーバーが遅れがちになるからです。
外観的な特徴としては、そばかすより大きめのサイズであり、無数にできるのではなく、単独で発生することが挙げられます。
また、そばかすのようにぼんやりと薄茶色のものが広範囲に広がるのではなく、ひとつひとつがクッキリと濃い色をしています。
そばかすを予防するにはどうしたらいい?
遺伝的にできやすいそばかすですが、気になる人には 「紫外線を防ぐ」ことと「ターンオーバーを守る」ことをおすすめします。
①:日焼け止めを欠かさない
そばかすは紫外線によって悪化するので、そばかすが気になる人は日焼け止めを塗って紫外線対策をすることがもっとも大切です。
日焼け止めには「SPF」と「PA」が表示されていますが、このふたつはとても重要な基準となります。
~紫外線には3種類ある~
紫外線には、 「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類があります。 このうち、「UV-A」は曇っている日や屋内にいる時でも届いてしまう紫外線です。 肌の奥深くにまで到達して、コラーゲンやエラスチンなどにダメージを与えるため、シミのほかにも、シワやたるみを引き起こす原因にもなります。 「UV-B」は肌の表面に影響を与えます。よく日焼けをして赤く炎症を起こし、水膨れなどができてしまう人がいますが、これはUV-Bによるもの。シミ・そばかすも引き起こします。 「UV-C」は人体に届くと非常に有害な紫外線ですが、地球に到達する前のオゾン層で吸収されてしまうため、日常生活で影響を受けることはあまりないと考えられます。 |
上記の紫外線のうち、 「UV-A」を予防する効果を示すのは「PA」です。日焼け止めには「PA ++」のように表示されますが、「+」の数が多いほど予防効果が高く、最高が「++++」となっています。
「UV-B」を予防する効果を示すのは「SPF」です。「SPF 25」のように表示されますが、日焼け止めを塗らなった場合と比べて、どれほど日焼けを遅らせることができるかを示しています。
何も塗っていない場合は赤く日焼けするまでに25分かかると考えられているので、「SPF 25」であれば、25分の25倍、つまり625分(10時間25分)経たないと赤く日焼けしない、という遅延効果があることを示しています。こちらは50が最高値となっています。
ただし、どんなに数値が高くても、日焼け止めは汗で流れ落ちやすいので、2~3時間おきに塗り直しをすることが推奨されています。
②:ターンオーバーのサイクルを味方につける
そばかすは日焼け止めを塗っても完全に防ぎきることは難しいです。 紫外線を予防するとともに、できてしまったメラニンを排出するためにターンオーバー(新陳代謝による肌の生まれ変わり)のサイクルを整えましょう。
一般的にターンオーバーは4週間ほどといわれますが、加齢や生活の乱れなどから乱れやすくなります。次のようなことはターンオーバーを遅らせるもととなるので、日常生活でも注意してください。
✔食事の偏り ✔睡眠不足 ✔乾燥 ✔ストレス |
そばかす対策➀:徹底した日焼け止め
そばかすが気になる人がもっとも気をつけたいのは紫外線です。曇っている日や冬でも紫外線は届いているので、油断せずに毎日日焼け止めを使いましょう。
日焼け止めの選び方
PAはUV-Aを防ぐ指数です。 買い物や短時間の外出なら(++)でもいいのですが、炎天下のスポーツなどをする場合は、(++++)がおすすめです。
SPFはUV-Bを防ぐ指数です。オフィスワークが多い人や短時間の散歩程度であれば、SPF20~30程度でいいでしょう。真夏の日差しが強い季節やアウトドアのレジャーの場合は、最高値であるSPF50がおすすめです。
おすすめは汗や摩擦で落ちにくい日焼け止め
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あらゆる日焼け止めランキングで1位なので気になっていたところ、知り合いのサラサラで崩れないとの意見で化粧下地兼として購入しました。確かにつけ心地サラサラです。夏なのでベタベタの日焼け止めや下地は避けたいですもんね。(アットコスメ)
夏の間使ってますが肌が全然焼けず他の日焼け止めと比べられないくらいかなりの優れ物だと思います。石鹸でオフできるしウォータープルーフなのでアウトドアには適しています。日焼け止めの匂いも癖のある匂いじゃないので顔に塗っても不快感なく使えました。(アットコスメ)
日焼け止めの正しい使い方
日焼け止めはケチらず、適正な量をしっかりと使いましょう。 顔全体に塗る1回分の量は、おおよそ500円玉大くらいです。
また、日焼け止めの効果を1日じゅう落とさないためには、こまめな塗り直しが大切です。一般的には2~3時間おきに塗り直しが推奨されているので、朝出勤したら塗り直し、お昼休みにも塗り直し……と、定期的に重ね塗りをしていくのがおすすめです。
そばかす対策②:できてしまったそばかすはメイクでカバー
残念ながら、できてしまったそばかすを消すことはとても難しいです。どうしても気になるなら、メイクでカバーしてみましょう。
なかにはそばかすを隠そうとファンデーションを重ね塗りしてしまっている人もいますが、ファンデーションだけで隠そうとすると、どうしても厚塗りになってしまいます。
そばかすをきれいに隠すには、コンシーラーがおすすめ。ただ塗るのではなく、そばかすの上に軽く叩くようにつけていくと、なじみがよく、密着度が高くなります。
濃く目立ってしまうそばかすには、 ピンポイントで使いやすいペンシル型やスティックタイプ、広範囲に全体を隠したいなら、リキッドタイプが使いやすいです。
そばかすを隠すのにおすすめのコンシーラー
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適度にツヤもカバー力もあるし崩れにくく総合的に満足。乾燥もしにくいし、同じくシャネルのCCやファンデに合わせて使ってます。(アットコスメ)
使っているコンシーラーでは物足りなくて購入しました。リキッドタイプで伸びがすごくいいので少量で大丈夫です。カバー力はかなりあって、シミソバカス、ニキビ、ニキビ跡もほとんど目立たなくなります。ヨレないし着け心地も軽いしでお気に入りです。無くなったらリピートしたい商品です。(アットコスメ)
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シリコンのスパチュラタイプの筆先は、初めて使うときは少し戸惑いましたが最終的に指で馴染ませるので特に使いにくいということはなかったです。左右それぞれひと回しくらいでシミとクマもきちんと隠れてくれます。伸びがよくパサついた感じにならないところが気に入っています。(アットコスメ)
シミとクマにつけてみましたが、隠れます。不自然さがなくお肌に馴染む感じでいいです。目元が明るくなったおかげで顔全体がパッと明るくなります。(アットコスメ)
そばかす対策③:食生活でもそばかすケア
そばかす対策は体の内側からのケアも大事です。とくにビタミンCは濃くなってしまったメラニンを薄くする働きもある大事な栄養素。毎日の食事で欠かさず摂取してきましょう。
この他にも、ビタミンAやB、Eは肌のターンオーバーを助けてくれる働きがあるので、外食が多い人でも栄養バランスに注意してみましょう。
そばかすが気になる人におすすめの食材
以下の表が、そばかすが気になる人におすすめの食材です。
ビタミンBが多い食材 | ビタミンCが多い食材 | ビタミンEが多い食材 |
まぐろ 豚肉 鮭 バナナ |
アセロラ レモン いちご ピーマン |
アボカド アーモンド かぼちゃ ピーナッツ |
栄養が偏りやすい人はサプリでそばかす対策!
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今までサプリメントなどは使ったことがなく有名どころのDHCのものをと購入しました。肌荒れに悩んでいたのですが、これを飲んでから全くできないと言うわけではありませんが、吹き出物などが出来にくく、出来ても治りが早くなったように感じましたヾ(@⌒ー⌒@)ノ(アットコスメ)
美肌にはビタミンが必須。ビタミンにも沢山種類があり、どれから摂っていけば良いのか悩んでしまう方なんかにはオススメですよv私は飲み始めてどんなに疲れている時でも、肌トラブルが減りました!シミ、クマ、ハリも良くなった気がします^^もう手放せません!!(アットコスメ)
まとめ:気になるそばかす対策は予防とメイクで!
気になるそばかすは根本的な解決はなかなか難しいものですが、悪化を防ぐには紫外線カットがとても大切です。日焼け止めを欠かさず使うと同時に、食事で肌に必要な栄養をしっかりと摂取していきましょう。
また、できてしまったそばかすでも、メイクで隠すことはじゅうぶんに可能です。こちらではおすすめのコンシーラーを紹介しましたが、部分的に隠すようにすると厚塗り感が出にくいですよ。
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