くすみを取る基本の洗顔方法&おすすめの洗顔料ランキング

肌のくすみは、化粧ノリが悪くなったり、顔色が悪く見えたり、シミが目立ったり・・女性にとって天敵ですよね。くすみを取るには、毎日の洗顔の見直しが重要なのをご存知ですか?今回は、洗顔で取れるくすみの種類や、くすみを取る正しい洗顔方法、クチコミ評判の高いおすすめ洗顔料を紹介します。
目次
洗顔で取れるくすみの種類とは?
洗顔で取れるくすみの種類は、大きく分けて3つの種類があります。それぞれ詳しく説明します。
種類①:皮脂の酸化によるくすみ
皮脂は本来、皮膚表面の水分の蒸発を防ぎ、外部刺激から肌を保護する、肌にとってなくてはならない成分です。ところが思春期の成長ホルモンの急増、環境、ストレスなど、様々な要因で、過剰に分泌されると、増えすぎた皮脂が酸化、肌のくすみの原因となります。
酸化した皮脂は肌を錆びつかせる活性酸素を発生させる、「過酸化脂質」と呼ばれる物質へと変化します。活性酸素の影響で、肌細胞がダメージを受けると「肌ステイン」と呼ばれる、肌の黄ぐすみが発生するのです。
【皮脂を酸化させる原因】
➀思春期の成長ホルモンの急増 |
該当する項目はありましたか?思い当たる方は、生活習慣の見直しと、酸化した皮脂を取り除くお手入れを積極的に行いましょう。
種類②:汚れの酸化によるくすみ
普段から、マスカラやアイラインなどを使った「ばっちりメイク」を行っている方は、誤ったクレンジングや洗顔による、「汚れの酸化」がくすみの原因となることもあります。クレンジングや洗顔で、メイクの色素汚れをしっかり落とさないと、残った化粧品の油分が酸化して、肌に刺激を与え、炎症を引き起こすからです。炎症から肌を保護するため、シミの原因にもなるメラニンが生成されることも、くすみを悪化させる要因です。
また洗顔時に肌をゴシゴシこすることも、刺激による摩擦で肌表面を傷つけ、肌に必要な潤いまで奪うので、くすみの原因となります。毎日の洗顔を見直し、肌に必要な潤いを残しながら、余分な汚れだけをしっかり落とすことがくすみ予防の大切なポイントです。
種類③:乾燥によるくすみ
新鮮なイカは白く透き通るようなみずみずしさがありますが、水分の抜けたするめイカは茶色く、固い印象ですよね?乾燥した肌は、するめイカと同様、肌の表面に水分をしっかり保持できず、茶色くくすんで見えます。乾燥を放置すると、肌表面のキメが乱れ、外部刺激から守るバリア機能が低下します。その結果、肌の代謝(ターンオーバ)が乱れ、水分の足りない未熟な肌細胞が増えるので、くすみが悪化し、肌がゴワゴワします。
乾燥によるくすみを解消するためには、肌のバリア機能を回復できるよう、念入りに保湿ケアを行い、肌にたっぷり潤いを与えましょう。
くすみを取る洗顔方法の正しい手順とは?
肌のくすみを取るためには、毎日の洗顔を正しい方法で行い、くすみの原因となる余分な皮脂を取り除き「皮脂と水分のバランスを整える」ことが大切です。くすみのない、透明感あふれる肌を手に入れるための、正しい洗顔手順を紹介します。
手順①:手を念入りに洗う
洗顔前に、手の表面の雑菌や汚れ、ハンドクリームなどの油分を落とし、清潔な状態にしましょう。油分が手に残っていると、洗顔料の泡立ちが悪くなるので、念入りに洗います。
手順②:しっかりと泡立てる
まず手に適量の洗顔料を取り、水を加えてしっかりと泡立て、きめ細かい泡を作ります。柔らかい泡は肌への摩擦を最小限に抑えてくれます。手で泡立てるのが面倒な方は、泡立てネットや、泡立てポンプなどのツールを使えば簡単にキメ細かい泡が作れます。泡立てネットやポンプは、100均でも手に入りますよ。
手順③:手が直接肌に触れないように洗う
泡を壊さないように、やさしく泡を肌全体にのせます。この時、手が直接肌に触れないように、力を入れずにそっとなじませれば、肌への摩擦刺激を防ぐポイントです。皮脂が多いおでこから鼻筋にかけてのTゾーンは、指の腹をつかって、ゴシゴシこすらないように注意しながら、くるくるなじませましょう。
手順④:ぬるま湯ですすぐ
手についた泡をまず洗い流したら、ぬるま湯ですすぎます。シャワーのお湯と同じくらいの温度では熱すぎです。少し冷たいかな?と感じるくらいが適温です。泡が残りやすい生え際や、あごの下まで丁寧に、念入りに洗い流してください。
手順⑤:タオルで軽くふき、たっぷりと保湿
洗いあがった肌に、清潔なタオルを上から優しくなじませます。ゴシゴシ摩擦を与えないように注意しましょう。洗顔後の肌は、水分が蒸発しやすいので、なるべく早く、保湿ケア化粧品で潤いを与えてあげましょう。
くすみを取る洗顔料の選び方のポイント
くすみを取る洗顔料の選び方のポイントは、大きく4つのポイントがあります。ポイントごとにご説明しますのでしっかり押さえてください。
選び方①:余分な皮脂・汚れだけを落とす洗浄力のものを
くすみ解消には、余分な皮脂を取り除くことが重要です。ところが、洗浄力が強すぎると、肌に必要な皮脂や水分まで奪ってしまい、肌の乾燥が悪化する場合も。適度な潤いを残しつつ、不要な皮脂や汚れだけを落とせる洗浄力の洗顔料を選びましょう。
選び方②:なるべく高保湿のものを
くすみは肌が乾燥し、バリア機能が低下することも大きな原因です。乾燥肌対策ができる、保湿成分をしっかり配合した洗顔料を選びましょう。洗顔後の肌につっぱり感を感じる方は、洗顔料を見直し、保湿力の高いタイプを使ってみることをおすすめします。
選び方③:敏感肌の人は刺激成分に注意
化粧品の成分で肌荒れを起こしやすい敏感肌の方は、合わない洗顔料を使うと肌が赤くなったり、ピリピリしたりすることもあります。洗顔料の配合成分に十分注意して選びましょう。
肌に刺激を与える成分を極力排除し、無添加・無香料、低刺激でマイルドな洗いあがりの、敏感肌専用洗顔料を選べば安心です。敏感肌の方は、バリア機能が乱れ、肌が非常にデリケートな状態。洗顔後はすみやかに保湿ケアを行い、外部刺激から保護しましょう。
選び方④:皮脂・毛穴が気になる人はピーリング成分にも注目
肌の代謝の乱れによる、古い皮脂の酸化で、毛穴の黒ずみや、肌の黄ぐすみが目立つ方には、古い角質を取り除き、肌の正常な生まれ変わりをサポートする、ピーリング成分配合の洗顔料をもおすすめです。
◆ピーリングとは?
肌表面の古く厚くなった角質を、薬剤を使って剥がし、新たな正常な細胞の再生を促す美容法です。毛穴に詰まった酸化皮脂を溶かすので、黒ずみやざらつきが目立たなくなります。肌の細胞が柔らかくなり、水分が保持できるようになるので、透明感が生まれ、くすみ解消に有効です。
【ピーリングの美容効果】 ➀毛穴の黒ずみや、ざらつきの解消 |
敏感肌や、日焼けやニキビの炎症がある方が使うと、成分の刺激で、肌にかゆみや赤みが生じることもあります。ピーリング成分には色々な種類がありますが、初心者の方には、肌への負担感が少ないAHA(フルーツ酸)配合の洗顔料がおすすめです。
くすみ取りにおすすめの市販洗顔料ランキング【口コミ高評価を厳選】
安いプチプラからデパコスまで、「くすみを取る」とアットコスメなどクチコミサイトで高評価を得ている商品を、徹底的にリサーチしてみました。効果をしっかり実感していただける5品を厳選して紹介します。
第1位
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肌の密着度が高く、泡が消えることなく、優しく洗うことができます。肌への負担もかからないので、大事な皮膚を守りつつ、綺麗へと導きます。化粧水の浸透感が、すごい!!!しかもつっぱりもなく、翌日までふわふわの肌。主人から、ワントーン明るくなったと嬉しい言葉をいただきました(^O^)/!(アットコスメ))
しっかりしたテクスチャーですが、ごく少量でも専用の付属の泡立てネットを使用すると、きめ細かく弾力のある泡ができました!!!細かい泡で肌のキメまで入り込み、くすみをしっかりとってくれます。(アットコスメ)
第2位
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香りはこのシリーズ一緒の香りでかなりの癒しです。きめ細かい泡立ち♪今まで使用した石鹸で一番いいです。しかもこのあわ、弾力があります!!!泡パックしてもこんなにくずれないのは初めてです。(アットコスメ)
カウンターでサンプルをいただき、あまりに良かったので、すぐに現品購入しました。石鹸は乾燥するかな、と心配したのですが、そんな心配は御無用、洗い上がりはすっきりしているのにしっとり。肌の中の汚れがきちんと落ちている実感があり、素肌が白くもっちりつやつやします。(アットコスメ)
第3位
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変な香りもなく低刺激。ポイントでもらった泡立ちネットを使うと生クリーム九分だてくらいのもっこもっこのしっかりした泡で洗えます。洗顔はプチプラに逃げがちでしたが、この金額でこの洗い上がりと泡立ち、だれない泡などわたしには合ってました。(アットコスメ)
刺激があると赤みや痒み等が出やすい敏感性乾燥肌敏感な肌にも使える洗顔とあって使い心地にもやさしさ感じる洗顔でした。(アットコスメ)
第4位
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以前は結構ニキビなどのトラブルも多かったんだけど、最近は気になることもなくなってきて、肌もトラブル知らずに。冬の乾燥にも強い味方になってくれそうです。(アットコスメ)
秋にはいる、微妙な時期に使っています。泡立ちが良くて、香りも強くない。ふわふわの泡で包むように洗顔すると、洗い心地、爽やか!なのにしっとり。うん、良質のもので保護されてる感じがする。(アットコスメ)
第5位
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なかなか気に入った洗顔がなく、試しに使ってみたところ、スッキリとした洗い上がりでくすみが気にならなくなりました。泡立ちが良く、すべすべになりますがつっぱり感はありません。コスパも良いので一度試して欲しい商品です。(アットコスメ)
お気に入りポイントはたくさんありますが、まずは何よりこの泡!細かくてふんわり柔らかいんです♪1センチの使用量になっていますが、個人的には2センチぐらい使うとより◎!(※1センチで泡立ちは充分です)つぎは気分をスッキリさせてくれるこの香り!(アットコスメ)
くすみを取る洗顔方法のおすすめQ&A
くすみを取る洗顔方法についてよくある質問をご紹介します。
Q1:くすみ取りには、熱いお湯で洗顔したほうがよい?
熱いお湯での洗顔は、くすみ解消にはおすすめできません。お湯の温度が高くなるほど汚れ落ちが良くなるのは事実ですが、熱いお湯での洗顔は、洗浄力が高すぎ、肌に必要な水分や潤いも流してしまうからです。触った時に少しぬるいかな?と感じるくらいのぬるま湯での洗顔をおすすめします。
Q2:保湿はいつのタイミングでするべき?
洗顔後の肌は、不要な汚れを取り除いた無垢な状態。洗顔後5分ほどたつと、肌の水分はどんどん蒸発して失われます。肌内部の潤いをしっかり閉じ込めるために、洗顔後はすぐに保湿のケアを行いましょう。
Q3:くすみを取るためには、洗顔回数を増やした方がよい?
くすみの解消には、洗顔で不要な皮脂や角質をしっかり落とすことが大切ですが、回数を増やしすぎると、洗いすぎによって、肌に必要な皮脂やうるおいが奪われ、肌あれやくすみを悪化させることも。洗顔は、朝・夜の2回、正しい方法で行うのが正解です。
まとめ
毎日習慣として行っている洗顔。正しい方法で行えば、くすみの原因を取り除いてくれます。くすみに悩んでいる方は、くすみ取りに効果的な洗顔料を毎日のお手入れに取り入れ、透明感のある美しい肌を目指しましょう。
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