菌活で美肌を手に入れよう!いまさら聞けない菌活の基本を紹介!

その他肌荒れ

菌活という言葉を聞いたことがありますか?菌活って腸に働きかけるイメージがありますが、腸だけではなく肌にも菌は存在しているんです!
さらに、腸と肌には深い関係があります。今回は菌活をテーマにお届けしていきます。

菌活って何?腸活との違いは?


そもそも菌活とはどういうものなのでしょうか?これから具体的に説明します。

菌活とは?

菌活とは、「身体にいい働きをする菌を積極的に取り入れて、身体の中から綺麗になる活動のこと」です。
私たちにとって身近な「菌」として思いつくのは腸内を整える腸内細菌ではないでしょうか。「腸を整える活動ならしたことがあるよ!」という方もいると思います。腸活は菌活の一種です。具体的に、腸にはどんな細菌がいるのでしょうか?

腸にいる細菌の種類


腸に存在する細菌は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌という3つのグループに分けられます。ビフィズス菌や乳酸菌という名前は聞いたことがあると思います。
これらは善玉菌のグループに属し、身体に良い働きをしてくれるグループです。この善玉菌のグループが活発に活動していると、悪玉菌が増えるのを抑え、腸の運動を活発にしてくれます。さらに善玉菌は身体にとって有害な物質を身体の外に出すサポートもしています。
しかし、ストレスや不規則な生活、バランスの悪い食事によって悪玉菌が増加してしまうと、腸の動きが鈍くなり便秘や下痢になります。

腸と肌の関係


腸は食べ物からの栄養を吸収したり、食べかすや老廃物を排出する器官です。腸の動きが悪いということは正常に栄養を吸収できないし、老廃物の排出も滞ることになります。そうすると身体全体に栄養がいきわたらないため、肌荒れや肌のくすみに繋がってしまいます。

さらに、腸は第2の脳とも言われており、脳の指令を介さず働いていて、幸福ホルモンであるセロトニンを作る器官でもあります。

便秘が続くとイライラしたりしますが、イライラするなどのストレスは活性酸素を発生させ、肌のハリや肌の弾力を低下させます。肌が劣化してしまうということです。

腸を整えるということは、幸せホルモンが安定的に作られることになるので、心が健康になるだけでなく、結果としてお肌の状態を保つことにもつながりますね。

腸を整えるにはどうすればいいの?


肌の状態にも影響を与えている腸内環境ですが、腸内環境を整えるにはどうすればいいのでしょうか?
それは、善玉菌を含むものを摂取することです。その時に、善玉菌の餌となるものも一緒に摂取するとより効果的です。善玉菌を含むものには、発酵食品があります。

ヨーグルトや納豆、味噌などの発酵食品には乳酸菌や麹菌、酵母菌などの善玉菌が含まれています。そして、善玉菌の餌となるものには食物繊維とオリゴ糖があります。
食物繊維はきのこや海藻、ごぼうに含まれていて、オリゴ糖は、納豆、ごぼう、バナナなどに含まれています。

食べ物から取り入れられない場合は栄養補助食品を活用するのもひとつの方法です。また食事だけでなく自律神経の乱れを整えることも重要です。
なぜなら自律神経が腸をコントロールしているからです。睡眠不足の解消やストレスの解消が自律神経を整えるのに大きく役立ちます。運動不足も腸の働きを鈍くするので気を付けましょう。

肌の調子と美肌菌の関係


腸と肌は深いつながりがあり、腸を整えることは肌を美しくすることに繋がります。その際に注目した腸内に存在している細菌。細菌は腸だけでなく、肌にも存在しています。

肌にはどんな菌が存在しているの?

肌の菌と言われて、どんな菌を思い浮かべましたか?ニキビに悩んだことがある方はアクネ菌という言葉を聞いたことがあると思います。
肌に存在する菌も腸と同じ、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つのグループに分けることができます。

善玉菌が増えれば肌は健やかな状態ですが、悪玉菌が増えれば肌トラブルに繋がっていきます。アクネ菌は日和見菌のグループに属しているものです。
ニキビを作る原因になるので、悪玉菌のイメージがありますが、通常は肌を弱酸性に保つ役割をしてくれています。

しかし、肌環境が悪化し、皮脂が増えると毛穴の中で増殖し、炎症を起こしてニキビを作ります。
肌環境により、肌によい働きをするか、悪い働きをするかが変わるのが日和見菌のグループの特徴です。

美肌菌っていったいどんな菌なの?


肌に存在する菌の中の善玉菌。この善玉菌の中で代表的な菌が表皮ブドウ球菌です。この表皮ブドウ球菌が美肌菌とも呼ばれています。なぜ、美肌菌と呼ばれているかというと、その働きからです。

表皮ブドウ球菌は皮脂を餌としてグリセリンや脂肪酸を作り出し、肌のうるおいを保ったり、お肌を弱酸性に保ったりしてくれています。
さらに、肌にトラブルを起こす悪玉菌が増えるのを防いでくれる働きもあります。まさに肌の状態を良くするのに欠かせない働きをしてくれている菌というわけです。

美肌菌が減るとどんな肌悩みに繋がる?


肌の状態を良くするのに欠かせない美肌菌ですが、過度な洗顔や睡眠不足、運動不足によって減少してしまいます。さらには加齢によっても減少します。
それは美肌菌の餌となる皮脂が減少するためです。美肌菌が減ると、肌が弱酸性からアルカリ性の環境となり、悪玉菌が増加します。

悪玉菌が増加すると、肌の乾燥や肌荒れ、肌のかゆみ、皮膚炎などの肌トラブルに繋がります。アルカリ性の環境では美肌菌は育たないため、ますます悪玉菌が増加するという悪循環になります。

肌にいい美肌菌を増やすにはどうしたらいいの?


悪玉菌増殖の悪循環に陥らないためには美肌菌に活躍してもらうしかありません。肌にとっていい菌を増やすということは美肌菌を増やすことです。
美肌菌は皮脂を餌としているので、年齢を重ねて皮脂が減ってくると美肌菌も育ちにくくなります。

美肌菌を減らさないことと増やすこと、両方のアプローチが効果的です。生活習慣を見直したり、ストレスを減らすことはもちろんのこと、洗顔を見直したりスキンケアの見直しを行っていきましょう。

その中でもスキンケア用品やコスメを使って菌を増やす方法は2つです。美肌菌の餌を増やして美肌菌を育てるか、美肌菌そのものを補う形で増やすかです。考え方は腸と一緒ですね。美肌菌そのものを補う場合、今の自分の肌に存在する菌との相性が関係してきます。

生きた菌を使うことで自分の肌に存在する菌との相性が合わない場合もあります。そのため、自分の肌に存在する菌を採取して培養し、スキンケアでまた肌へ戻すという商品がありますが高額なため、美肌菌の餌を増やしていくタイプの方が一般的となっています。

美肌菌を育てるスキンケアアイテム 4選

美肌菌を育てていくことは肌状態をよくするためにも効果的ということが伝わったかと思います。ではそんな美肌菌を育ててくれる口コミで高評価のスキンケアアイテムをご紹介します。

ジェニフィック アドバンスト N 30ml 11,000円(税込)

様々な雑誌でベストコスメを受賞したアイテム。お値段は高めですが、つけたとたんに肌がもっちりとして、即座に効果を感じられるアイテムだと思います。とろみがあるけどベタつきはなくて気持ちの良い塗り心地です。

ブランド ランコム⇒(公式サイト)
内容量 30ml
使用感 みずみずしい

使い始めてすぐお肌がなめらかで明るくなったような気がしてうれしかったです(アットコスメ

まず初めて使用した次の日に感激!なかなか治らなかった吹き出物が落ち着きました!それに肌もなんだかふっくらしてる気も…(アットコスメ

モイストケアローションMB 125ml 3,740円(税込)

リニューアルし、今までは肌荒れ時に安心して使えることがメインでしたが、美肌を育てるという観点から美肌菌が注目されたアイテム。今までの低刺激設計はそのままなので、敏感肌の方で美肌菌を育てたいという方にオススメです。

ブランド Dプログラム⇒(公式サイト)
内容量 125ml
使用感 しっとり

サッと肌に広げただけなのに肌の隅々まで広がってくれます。テクスチャーもベタベタではなくサラッとしているのにしっとり馴染む感じでした。アットコスメ

テクスチャーはライトな感じなのですが、肌の中に入れ込むように丁寧に手でしっかりとなじませると、より水分が取り込まれる感じがします。また、次に使う美容液や乳液との相性もとても良いので使いやすいです(アットコスメ

BIONIST bio skin lotion 100ml 3,990円(税別)

エステサロンから生まれたアイテム。ヒト由来の乳酸菌生産物質が配合されています。しっとり潤うのに、べたつかないのがポイントです。パラベンやアルコールフリーなので、刺激が気になる方も使いやすいアイテムです。

ブランド Bionist⇒(公式サイト)
内容量 100ml
使用感 しっとり

どんな時でも肌が落ち着きます。よって肌色のムラも均一になってきます。保湿だけの効果を求めるなら、これ一択かな。アットコスメ

少しとろみがあるけど伸びがいいので塗りやすい。塗った瞬間からなんとなーくキメが整う感じがして、もっちもちになるのがすごくよかった。ハリも出てきていい感じです。(アットコスメ

乳酸菌ローション 80ml 3,000円(税抜)

美肌菌を増やす乳酸菌ラ・フローラEC-12®が約4000億個配合!さらにセラミドやプロテオグリカン、ヒアルロン酸など保湿成分も配合されています。洗顔後これ1本でスキンケアが完了するので忙しい方にオススメです。

ブランド 鈴木ハーブ研究所⇒(公式サイト)
内容量 80ml
使用感 さらさら

私はオイリー肌なので、すご~くべったりするスキンケアは苦手なのですが、こちらはべたべたしないでなじんでくれます。(アットコスメ

さらりと使いやすいのにしっとり保湿が長く潤います!使ってるとハリツヤが出てきた気がします(アットコスメ

まとめ:肌の「菌活」を今すぐ始めよう!


スキンケアでも話題の菌活。私たちの肌に存在する美肌菌は私たちの心がけ次第で増やしていくことが可能です。美肌菌にしっかり働いてもらって、肌トラブルとは無縁の肌を手に入れましょう!

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