シミはクリームで消せる?気になるシミの種類とクリームの選び方を解説
シミの種類によっては、適切なクリームを使うと目立たなくなることも可能です。いつの間にかできてしまってシミが、日に日に増えたり濃くなったりしていませんか?
「昔はシミなんかなかったのに」と鏡を見ながら深いため息をついているあなた!クリームでシミケアをしてみましょう!ここでは、スキンケアで薄くできるシミとクリームの選び方、シミ対策ができるクリームを解説していきます。
目次
クリームでシミは消えるの?
シミの種類にもよりますが、クリームでシミが薄くなることは期待できます。まずはあなたのシミがどのタイプなのかを探ってみましょう。
クリームで薄くしやすいシミ
クリームで薄くなることを期待できるシミには、次の3つのタイプがあります。
◆老人性色素斑
一般的に 「シミ」と呼ばれているものはほとんどがこの老人性色素斑です。「老人性」とつくので年齢が高い人のもの、と思いがちですが、実はそうではありません。若い人でも老人性色素斑はできます。
なぜなら、このタイプのシミは、紫外線によるダメージが原因であることが多いからです。「今日は曇っているから」「ほんの短時間だから」と日焼け対策をおサボリしたことはありませんか?
老人性色素斑は、そんなわずかな隙からできてきます。また、年齢が高い人や、 生活習慣の乱れなどからターンオーバーが乱れてしまった場合も、この老人性色素斑ができやすくなります。
◆炎症後色素沈着
このタイプのシミは、 ニキビ跡や虫刺され跡、傷跡などが原因です。いずれも日常的に起こりやすい症状ですが、もともと黒色メラニンが多い日本人は、ニキビや傷が治った後にとくにシミになりやすい傾向があります。
本来はニキビや傷などが治った後はターンオーバーによって色素が排出されていくのですが、なんらかの要因でそのまま肌に残ってしまうとシミになります。
そのため、 ニキビや虫刺され、ケガなどを予防することがシミ予防にもつながります。
◆肝斑
肝斑は 女性ホルモンの乱れが大きく影響するため、年齢が高い女性に多くみられる症状です。特徴的なのは鼻から頬にかけて、左右対称に輪郭のはっきりしない大きく広がるシミです。
範囲が広いので目立ちやすく、悩む女性も多いのですが、 比較的スキンケアで改善しやすいシミといわれています。
クリームで薄くするのが難しいシミ
残念ながら、スキンケアで薄くすることが難しいシミもあります。あなたのシミが次のようなタイプなら、スキンケアだけでなく、皮膚科での治療を併用するのがおすすめです。
◆そばかす
若い女性に多く、コンプレックスになってしまうこともあるそばかすですが、 実はそばかすができやすい人は遺伝的な体質によるものと考えられています。
多くの人がシミにならない程度の紫外線でも、そばかすができやすい人はそもそもシミができやすい体質のため、通常のスキンケアを頑張っても次から次へと新しいシミができてしまうのです。
そのため、 もっとも大切なのは、紫外線から肌を守ることです。ただ、そばかすは予防や改善が難しい反面、大人になると自然に薄くなることが多いものです。日焼け対策をしつつ、スキンケアで美白ケアをしていくといいでしょう。
◆脂漏性角化症
紫外線によってできる、茶色い隆起したイボのことです。「老人性イボ」と呼ばれることもあり、年齢が高い人ほどできやすい傾向がありますが、若い人でもできることがあります。スキンケアよりレーザー治療のほうが適しているかもしれません。
◆花弁状色素斑
年齢は関係なく、 強い紫外線を浴びた後にできやすいシミのタイプです。背中や肩にできることが多く、1~2ミリほどの小さな花びらのようなシミがたくさんできます。色白で赤くなりやすい人が比較的なりやすいといわれています。
シミ対策のためのクリームの選び方
シミをセルフケアするなら、クリームがおすすめです。選ぶ時には次の2つをチェックしておきましょう。
美白有効成分配合のものを選ぶ
シミ対策をするなら、シミに効果的な美白有効成分が配合されていることが大切です。美白有効成分には、次のようなものがあります。
◆メラニンの生成を防ぐ成分
紫外線ダメージからシミができるのを防ぎます。
✔アルブチン ✔ビタミンC誘導体 ✔トラネキサム酸 ✔カモミラET ✔プラセンタエキス ✔ハイドロキノン ✔コウジ酸 ✔リノール酸S |
◆メラニンの排出を助ける成分
できてしまったシミがターンオーバーによって薄くなるのを助けます。
✔リノール酸S ✔4MSK ✔エナジーシグナルAMP |
◆シミを薄くする成分
メラニン色素を還元して、シミを薄くします。
✔ハイドロキノン ✔ビタミンC誘導体 |
クリームによってはこれらのうち、複数の成分が配合されているものもあります。成分を見てどのような働きがあるのかを見て選ぶのがおすすめです。
なお、 ハイドロキノンとビタミンC誘導体は紫外線の影響を受けやすい成分です。これらの成分が配合されているクリームを使っている時は、日焼け対策を忘れないようにしましょう。
続けられるものを選ぶ
クリームを購入する時はどうしても値段に目がいきやすいのですが、 大切なのは「ずっと使い続けられるかどうか」です。最初だけ張り切って高価なものを購入しても、シミケアには時間がかかるものです。
1回買って終わりでは、せっかくのクリームの効果が台無しになってしまいます。お財布と相談して、1年後も2年後も使い続けられる価格のものを選ぶといいでしょう。
また、使い心地も継続を大きく左右します。保湿力が高いクリームはべたつきやすい場合もあり、さっぱりとした使い心地が好みの人には難しいかもしれません。
香りも使用感には大事です。 どんなに効果を期待できるクリームでも、毎日のスキンケアが苦痛になってしまうようでは継続できません。
とくに無香料のものは、低刺激な反面、原料の香りが気になることがあります。口コミなどを参考にして、なるべく自分の予算や好みに合うものを選ぶようにしましょう。
シミを消したい人におすすめのクリーム5選
成分や効果などから、編集部ではおすすめできるシミ対策クリームを選びました。シミクリームを探している人は、ぜひ参考にしてください。
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使い始めて2週間で新しい小さなシミは消えて、元々ある濃いシミは薄くなりました。ここまで実感できた美白ケア用品は初めてです。(アットコスメ)
美白系は即効性がないので実感しにくいですが、使い続けることでくすみがなくなり透明感があがっていく感じがあります。お値段はしますが部分的に集中してケアしたいので、こちらはリピートしてみてもいいかなと思います。(アットコスメ)
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2ヶ月過ぎた頃からシミが薄くなってきて‥!すっぴんならシミがわかりますが、お化粧したらほとんどわからないくらいになってきました。気を良くして目尻などにも塗り出したので3ヶ月はもたず、2本めを買いました。お値段はそれなりにしますが、効果があるなら価値があると思います。(アットコスメ)
これがあれば夏の日焼けしたかも?な肌も安心です。新しくできたっぽいシミの予備軍みたいなものにてきめんです。肌が白目なので細かいシミやそばかすが目立ちやすかったのですが、少し薄くなった気がします。(アットコスメ)
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ライン使いで使い切ったためコメントします。クリームのテスクチャーはしっとり重めのクリーム。効果の程はライン使いして透明感、肌のトーンが明るく感じました。さすがAPPS。(アットコスメ)
使用して1ヶ月経とうとしていますが…若干肌がトーンアップしてニキビ跡が薄くなってきました。毛穴やシミは頑固すぎるので見て分かる効果は出ていませんが、少しでも変化を実感できたので今後も使っていきたいクリームです。(アットコスメ)
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こちらクリームは保湿はもちろん、美白効果が結構あるんです。この値段でこの効果はすごいとおもいます。朝洗顔したあとワントーン明るくなってるような感じ。くすみが消えるというか。(アットコスメ)
スパチュラが面倒ですが、顔以外にも手の甲にも塗っていたら白くなっていました!美白有効成分が入っていて、美白もしてくれてエイジングケアもしてくれるクリームです。(アットコスメ)
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トライアルから使用して3週間くらいになりますが、本当にシミが薄くなってきました。頬のシミの範囲が広いので、片側ワンプッシュづつ使用しています。(アットコスメ)
洗いたての肌に乗せても刺激はありません。でも確実にシミが薄くなってきています。5ミリくらいのシミだと思っていたら、小さなほくろを中心としてメラニンが集まっていた?ようで、周りがどんどん薄くなってきています。元々そばかすも多いので、毎日2プッシュ使います。(アットコスメ)
まとめ:シミケアは毎日の積み重ねで差がつく!クリームでシミ対策しよう
気になるシミはクリームでのケアが大切です。
シミをケアできる成分には、「シミを防ぐもの」「メラニンを排出するもの」「メラニンを還元するもの」の3タイプがありますが、肌の条谷合わせて、どのような成分が配合されているのかをしっかりと見極めて選びましょう。
こちらでは敏感肌でも使える低刺激のクリームから、シミを薄くできるハイドロキノン配合のクリームまでさまざま紹介しましたが、シミケアにあせりは禁物。肌に合いそうなものを選んだら、じっくりと使い続けていきましょう。
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