肌のくすみの原因と解消法とは?誰もがうらやむ美人肌へ!

くすみ

「肌のくすみの原因と解消法とは?誰もがうらやむ美人肌へ!」肌のくすみに悩む女性は多く「夕方になるとくすむ」「体調を心配されるくらいくすんでいる」「くすみが気になってメイクが厚くなる」という声も少なくありません。

くすみの原因は大きく分けると3つあります。なぜ肌がくすんでしまうのかを説明しながら、解消法をご紹介するので参考にしてください。さらに、食事方法やメイクのワンポイントアドバイスも見てみましょう。

肌のくすみの主な原因とは?

肌のくすみが起きてしまう原因には、さまざまなことが考えられます。代表的なくすみの原因は3つです。

①:血行不良
➁:乾燥
➂:糖化

上記の3つの原因ついて、それぞれご紹介します。

原因➀:血行不良

顔全体のくすみが気になる、毛の下の青いクマが目立つといった方は、血行不良が原因です。疲れやストレス、冷え、運動不足などから血液の循環が悪いと、肌に栄養が十分に行き届きません。その結果、毛細血管が青く目立ち皮膚から透けて見えてしまい、どんよりとくすんでしまいます。

運動をしたり湯船に浸かったりして、日頃から体を温めるようにしましょう。運動は、ウォーキングやストレッチなど軽いものでも大丈夫です。入浴は、シャワー、だけだと体の表面しか温められず、血行促進には効果的ではありません。湯船に浸かることが、血行促進には大切です。

原因②:乾燥

肌の乾燥は、肌のくすみの原因になってしまいます。乾燥は、紫外線や間違ったスキンケアなどが原因となり、肌の生まれ変わりサイクルであるターンオーバーが乱れる原因です。

ターンオーバーが乱れていると、古い角質が厚くなるため肌のキメが粗くなります。キメが粗くなると、ツヤもなくなり透明感が失われるためくすんでしまうのです。普段から、肌のカサつきが気になる方は注意しましょう。乾燥は、くすみだけでなくシワやたるみなどの原因にもなります。さらに、古い角質が毛穴を塞ぐことで毛穴トラブルを引き起こすことも少なくありません。

くすみだけではなく、きれいな肌を保つためには保湿をして乾燥を予防しましょう。

原因③:糖化

肌が黄色っぽい・ハリやツヤがないなら、糖化によるくすみが考えられます。糖化に関係している炭水化物や甘いものに含まれている糖質は、肌の老化に悪影響を与えると言われているのです。

糖化とは、食事などから摂取した糖質が肌の真皮層にあるコラーゲンなどのタンパク質と結びつき起こる現象。糖質がタンパク質と結びつくと、コラーゲンなどを劣化させるためしわ・たるみといった老化現象を引き起こします。そして、糖質と結びついたタンパク質は黄色く変色し肌がくすむのです。

糖化による老化現象は、30~40代に多く現れます。早めにエイジングケアも含めた対策を行いましょう。

肌のくすみを改善するスキンケア方法とは?

肌のくすみを改善するためには、スキンケア方法を見直すことが大切です。毎日行っているスキンケアが、くすみの原因になっているときもあります。この機会に、スキンケア方法を再度確認してくださいね。

スキンケア➀:クレンジング

クレンジングは、オイルタイプ・クリームタイプ・ミルクタイプなど種類が多くあります。洗浄力の強いクレンジングは、乾燥を招きくすみの原因になるの注意です。クリーム・ミルクタイプで、潤いを残しながらクレンジングを行いましょう。

アイメイクが濃いときは、最初にポイントメイクリムーバーで優しく落とします。クリーム・ミルクは、薄いアイメイクなら落とせますが濃いものはなかなか落とせません。そのため、ついこすりすぎてしまうこともあり、目元のくすみに繋がります。

クリーム・ミルクタイプは、肌の上を指が軽く滑るくらいの量を使いましょう。大体500円玉くらいの量が目安です。ポイントメイクを落としたら、乾いた手にクリーム・ミルクを取り、手のひらで1度温めます。その後、目元以外にのせて内側から外側に向かってクルクルと馴染ませてください。

ポイントメイクが薄いなら、最後に目元に馴染ませて足りないときはクリーム・ミルクを足しましょう。擦らないように気を付けてください。その後、1度ぬるま湯を少しだけクリーム・ミルクと馴染ませるように顔に付けます。これは、乳化と呼ばれる作業です。乳化をすることで、クレンジング料と汚れのすすぎ残しが防げます。

スキンケア②:洗顔

洗顔を省く人も多いですが、クレンジングは化粧品を落とすものです。一方、洗顔は肌の汚れを落とすものなので、基本的にはW洗顔をしましょう。

また、乾燥するからという理由で朝の洗顔を省く人もいますがくすみには逆効果です。寝てる間にも分泌されている皮脂は、空気に触れて酸化するとくすみ・シミ・しわ・ニキビ・黒ずみ毛穴の原因になります。洗顔後に保湿をすれば乾燥は防げるので、寝起きの皮脂はきちんと落としてくださいね。

洗顔フォームをしっかりと泡立てて、泡で包み込むように顔を洗います。ゴシゴシとこするような洗い方は、色素沈着やシワなどの原因にあるのでやめましょう。35~38℃くらいのぬるま湯ですすぎ残しがないように優しく洗い流してください。

くすみが気になるときに、ピーリングやスクラブなどで古い角質を取り除きがちですが控えましょう。頻繁に使うと、肌荒れを起こしてしまったり過剰な皮脂分泌を起こしたりして余計にくすんでしまいます。くすみが気になるときは、優しいスキンケアを心がけましょう。

スキンケア③:化粧水&乳液

化粧水と乳液は、美白有効成分を配合しているものを選び洗顔後すぐに行います。代表的な美白有効成分は下記のようなものです。

アルブチン 未来のシミやソバカスなどの予防
ハイドロキノン 過去にできているシミやソバカス、色素沈着を薄くする働き
ビタミンC誘導体 性酸素の除去やニキビの色素沈着の防止/メラニン色素抑制
トラネキサム酸 抗炎症作用によって肌荒れを予防
プラセンタエキス 肌のターンオーバーを促進

美白有効成分の主な役割は、メラニンの生成抑えてシミやそばかすを防ぐことです。そのため、くすみやシミ・色素沈着などのない肌へ導くために使うことをおすすめします。化粧水は、洗顔後や入浴後すぐに肌に付けましょう。洗顔後・入浴後は肌の水分が蒸発しやすくなっているため、少し放置するだけでも乾燥します。乾燥すると肌のターンオーバーが乱れるためくすんでしまうので注意です。

化粧水も乳液も、規定量を守って使いましょう。少ない量でスキンケアをしても十分な保湿ケアはできません。化粧水の後に乳液を付けない人もいますが、これはNGです。乳液を付けないと、せっかく浸透させた化粧水が蒸発しやすくなってしまいます。

乳液は、手のひらで1度温めから馴染ませましょう。最後は、優しくハンドプレスをして浸透させます。どうしてもべた付きが気になる人は、軽くティッシュオフをしてください。

スキンケア④:美容液&クリーム

美容液とクリームは、より美容成分が多く配合されている基礎化粧品です。

美容液 目的に合わせた集中ケアができる
クリーム 乳液よりも油性成分が多く含まれているためより高い保湿効果がある

一方で、化粧水と乳液は肌を整えることが目的となっているため、適切に使い分けをしましょう。

美容液・クリーム共に、美白成分配合のものを選ぶとくすみケアができます。特に、美容液は化粧水よりも美白有効成分が多く含まれており集中ケアが可能です。美白有効成分の他にも、保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲン・セラミドなども含まれているものを選ぶのがポイント。

クリームは、マッサージにも使用できます。血行を促進させるためにも、適度にマッサージを取り入れてください。また、クリームには美白有効成分はもちろん、保湿成分が豊富に含まれています。乾燥によるくすみが気になる人は、積極的に使いましょう。

肌のくすみを改善する食事とは?

肌のくすみを改善するためには、食事からのケアも大切です。【肌のくすみの主な原因とは?】でもお話ししたように、くすみの原因は「血行不良」「乾燥」「糖化」の3つとなります。これらを改善できるような食事を心がけてみてください。

最初に、血行不良を改善させるには身体を温める食事が大切です。血行促進には、ビタミンE・DHA・EPAを摂取しましょう。

ビタミンE アーモンド/植物油/うなぎ/たらこ/アボカド/かぼちゃ
DHA・EPA いわし/さばなど青魚

乾燥を改善させるためには、肌のターンオーバーを促進させるタンパク質・ビタミンC・ビタミンB2・B6などが大切です。特に摂取してほしいのは、細胞の原料であるタンパク質となり、1日50g 程度摂るように心がけましょう。

タンパク質 肉類/魚介類/卵/牛乳および乳製品/大豆および大豆製品
ビタミンC 赤ピーマン/緑ピーマン/柑橘類/ブロッコリー/イチゴ/トマト
ビタミンB2 魚介類/レバー/藻類/落花生/卵/牛乳/緑黄色野菜
ビタミンB6 鶏肉/内臓肉/魚/ジャガイモ

タンパク質を摂取すると気になるのは糖化です。糖質とタンパク質が結びつき糖化をしてしまうと、くすみの原因になるため予防しましょう。糖化を予防するためには、糖質の代謝を促すビタミンB1 ・糖質とタンパク質が結びつかないようにするB6・カテキンを摂取します。

ビタミンB1 豚肉/穀類のはい芽/レバー/豆腐
カテキン 大豆/小豆/抹茶/ココア

また、いきなり炭水化物や糖質を摂取するのではなく野菜から食べるのも大切です。食後30分~1時間くらい経過したら運動をしてください。糖値血の上昇が緩やかになるため、糖化を予防できます。

上記に挙げたような食品を、まんべんなく摂取するのは難しい人も多いはず。そんなときは、サプリメントを活用しましょう。ただし、健康補助食品ではあるものの、薬との飲み合わせが悪い場合もあります。薬を処方されている場合は、医師に相談してから飲むようにしてくださいね。

肌のくすみをカバーするメイクのポイント!

肌のくすみは、メイクでカバーすることもできます。今回、くすみカバーのポイントをご紹介するので参考にしてください。

ポイント①:コントロールカラーを使おう

くすみが気になる肌には、パープルのコントロールカラーがベストです。くすんだ肌を透明感のある肌に補正できるため、ワントーン明るくなります。コントロールカラーで肌の色を補正すれば、ファンデーションを薄付きにしても十分きれいです。

くすみが気になると、ついファンデーションを厚くしてしまいがちですが、逆に不自然になってしまいます。コントロールカラーでくすみを補正してからファンデーションを塗りましょう。

ポイント②:アイシャドウはラメやパールの入ったものをチョイス

目元のメイクも、くすみをカバーするためには大切です。ラメやパールの入ったアイシャドーを使用すると、ツヤがでくすみを飛ばしカバーができます。上瞼だけなく、下瞼にもアイシャドウを使いましょう。目尻には濃い目の色を乗せる、涙袋を意識して明るい色を乗せるなど、お顔に合わせて工夫してみてくださいね。

ポイント③:ハイライトを入れる位置も大切

ハイライトを省く人もいますが、くすみが気になるならぜひ使ってほしいアイテムです。ハイライトは、顔のメリハリを付けるだけではなく、美肌に見せる効果もあります。光の効果で、肌にツヤを与えくすみを飛ばしてくれるのです。

パウダータイプとリキッドタイプがあるので、部位によって使い分けてみましょう。乾燥しやすい目元にはリキッドタイプ、Tゾーンのような皮脂が気になるところはパウダータイプを使用してください。目の下・頬骨の高い部分から目尻・目頭・鼻筋・あご・上唇と皮膚の境目中央部分などに入れてみましょう。

ポイント④:口紅の色選びも大切

くすんでいる肌に、ベージュ系にのヌーディな口紅はNGです。肌の色が暗く見えてしまい、余計にくすんだ印象を与えてしまいます。くすみが気になるなら、明るい色の口紅を選んでみましょう。例えば、ローズ系やオレンジ系のピンクの口紅は肌の色がワントーン明るく見えるので試してみてください。

口紅は、質感も大切です。マットなものよりもツヤが出るものを選ぶと若々しい印象を与えます。薬用リップで保湿してから、口紅を塗りましょう。

まとめ

肌のくすみは、血行不良・乾燥・糖化が原因です。日々の生活において、改善できるところがないか見直して見ましょう。また、食事で体の内側からくすみを改善に導くことも大切です。多くの栄養素を摂取することが難しいならサプリメントも活用しましょう。

毎日のメイクでも、くすみをカバーすることができます。ポイントを参考にしていつものメイクを見直してみてくださいね。くすみのある肌は、実年齢よりも老けて見られることもあります。今日から少しずつ改善できるように、できるところから見直し誰もがうらやむ美人肌を手に入れましょう。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。