シミ予防の対策とは?誰でもできる簡単予防対策をご紹介!

シミ・美白

シミを予防するためには、シミをつくる前の事前の対策が必要です。あなたが行っている対策は本当に正しいのでしょうか。対策方法を間違えるとシミを悪化させてしまうことも。シミ対策や美白化粧水に詳しい筆者が誰でもできる簡単な予防対策方法について述べます。これを読めば、シミで悩むことがなくなります。

まずは基本のスキンケアを抑えよう!

スキンケアは、シミを防ぐための基本です。シミを防ぐために現在あなたがおこなっている対策方法にはどのようなものがあるでしょうか?シミに悩む多くの方に寄り添ってきた筆者が、本当に正しいスキンケア方法をお伝えします。

スキンケア方法➀:洗顔で古い角質をクリアに!

正しい洗顔をすることで、古い角質がクリアになり肌のターンオーバーを促進する効果があります。また、化粧水の吸収を良くしシミを予防します。肌の状態にもよりますが、基本的には朝と夜の1日2回を目安におこなってください。清潔にしようと何度も洗顔をすると、肌を健康に保つ上で必要な油分まで洗い流してしまい、乾燥肌や敏感肌の原因となります。

肌荒れがひどく洗顔するのにも肌が痛むという方は、刺激を与えないためにぬるま湯での洗顔がおすすめです。万一、ターンオーバーが乱れたり化粧水や保湿液などによって栄養分の吸収が阻害されると、肌に蓄積された老廃物が排泄されずに肌荒れやシミをつくってしまいます。洗顔はシミを予防するために必要ですが、肌の状態に合わせて回数や洗い方を変えていかなくては、逆に肌の健康を阻害してしまいます。

スキンケア方法②:保湿ケアで潤いバリア機能キープ!

洗顔の後に保湿ケアをしているという方は多いかと思いますが、果たしてお使いの商品にシミを予防する成分は含まれているでしょうか。肌に潤いを与え、肌のバリア機能を守るのが保湿ケアの本来の役割ですが、シミを予防したいのであれば、専用の保湿ケア商品(メラニンの産生を抑える効果があるもの)を使用しなければ効果が期待できません。通常の保湿ケア商品を使用するにしても、あなたの肌質に本当に適しているかどうかを見極める必要があります。

スキンケア方法③:紫外線から肌を守る!

紫外線が肌に吸収されると、シミをつくってしまいます。若いうちは対策をしなくてもシミができなかったのに、年齢を重ねると突如あらわれるというのがシミの特徴です。これは、肌に蓄積された紫外線がメラニンを過剰に産生することで起こります。肌が健康な状態にあれば、紫外線を吸収すると一時的にメラニンの産生が増えるもののすぐに元に戻ります。

しかし、長年に渡り肌が紫外線によるダメージを受けていた場合、メラニンの産生をストップさせる機能が破壊されてしまいます。つまり、シミを予防するためには紫外線をブロックしメラニンの産生をストップさせる必要性があります。

美白有効成分でシミの元にアプローチ!

現在、シミができてしまっているという方でもすぐに対策をすればシミを消すことができるかもしれません。そのためには、これから述べる3つの美白有効成分を含む美白化粧品を使用するのがおすすめです。

美白有効成分➀:4MSK

4MSKは、厚生労働省から医薬部外品として認可された資生堂が開発した美白成分です。そのため、使用されているのは資生堂の商品のみとなっています。4MSKに期待できる効能を以下に示します。

  1. メラニンの産生を抑制する
  2. ターンオーバーの乱れを修復する
  3. 皮脂の汚れを分解して皮膚を柔らかくする

全てシミの予防や改善への効果が期待できるものばかりですね。さきほども述べましたが、メラニンの産生を抑制することとターンオーバーの乱れを修復することは必須です。加えて、皮脂汚れを分解して皮膚を柔らかくしてくれるのでシミだけでなく、ニキビや肌荒れの改善も期待できます。

美白有効成分②:m-トラネキサム酸(トラネキサム酸)

m-トラネキサム酸は、アミノ酸の成分と良く似ており炎症をしずめる効果が期待できる成分です。メラニンの産生を抑制する目的で資生堂から販売されている商品(美白化粧品)に配合されています。「m」というのは資生堂が独自でつけたメラニンの略称のことで、正確にはトラネキサム酸です。トラネキサム酸は、皮膚科へ受診することで内服薬としても処方されることもあります。

美白有効成分③:アルブチン

アルブチンは、厚生労働省が認可している美白成分の1つで副作用が少ないことから安全性が高いとされています。アルブチンには、メラニン色素をつくりだす酵素(チロシナーゼ)の働きを抑制する働きがあることから予防対策として非常に効果の期待できる成分です。しかしながら、あくまで予防としての効果が期待できるだけで、シミが出来てしまった後にアルブチンが多く含まれている化粧品をしようしてもあまり効果が期待できませんので注意してください。

シミ予防におすすめ美白化粧品5選

お読みいただいている方の中には「シミを予防したい方」と「既にできてしまったシミを消したい」という方がいらっしゃるかと思いますので、ご紹介する商品がどのような方に向いているのかも合わせてご紹介致します。配合成分が優れており、筆者が患者さんに紹介している商品もありますので、ぜひ参考にしてください。

第1位

HAKU 9,700円(税抜)

HAKUは資生堂から販売されている大人気商品です。有効成分に4MSK、m-トラネキサム酸が含まれていることからシミを予防したい方・薄くしたい方、肌荒れを改善したい方など全ての方にご使用していただけます。シミや肌トラブルにお悩みの方に筆者が自信をもっておすすめできる商品ですが、少しお値段が高いですね。そのため、あなたの肌質に合う商品であるかどうかを確かめるためにお近くの資生堂が入ったデパートなどに足を運んで、試供させてもらうのがおすすめです。

ブランド 資生堂(⇒公式サイト)
有効成分 4MSK/m-トラネキサム酸
内容量 45g
使用感 なめらか

店頭で他の商品を購入した際に、朝晩2回の1週間分ほどサンプルをいただき試してみたところ、もともと肌の色は明るめでしたが今までに感じたことがないくらい全体的にワントーンアップしてびっくり。美容液だけでこんなに違うものかと即購入しました。(アットコスメ

シミ対策・美白ケアとして、かれこれ10年ほど愛用しております!元々色白なこともありますが、これといったシミもなく、よく色白の美肌と褒められます。こっくりとしたテクスチャーで保湿力もあります。シミができていないのはHAKUのおかげだと思っています!(アットコスメ

第2位

エリクシール ホワイトクリアエマルジョン 3,200円(税抜)

エリクシール ホワイトクリアエマルジョン TⅡは、資生堂から販売されている美白化粧品(乳液)です。独自の成分(4MSK)が含まれており、クリアな肌へと導きます。シミを予防したい方はもちろん、肌トラブルにお悩みの方もご使用いただけます。口コミでも高評価が多く、継続して使用したいという意見が多かったです。肌トラブルを抱えている方へおすすめしている商品の1つです。資生堂の化粧水と併用して使用することで、よりシミを予防する効果が期待できます。

ブランド 資生堂(⇒公式サイト)
有効成分 4MSK
内容量 110ml
使用感 しっとりなめらか

エリクシールホワイト化粧水を使用した後でこちらの乳液を使用しています。乳液をぬると肌がしっとりなります。化粧水と乳液を使うと肌が明るくなってきました。(アットコスメ

朝夜2回、化粧水とセットでコットンを使いしっかり目に付けています。塗ったその日からあのつや玉が!それも保湿感がずっと続くので、これは効いているなーと思えました。紫外線は一年中気をつけなければいけないので、毎日のケアを丁寧に続けたいと思います。(アットコスメ

第3位

LNC ディアセラム 10,000円(税抜)

ディアセラムは、洗顔後や入浴後の清潔な肌に化粧水をつけた後のケアとしての使用がおすすめです。肌のコラーゲン成分を閉じ込め、弾力のある肌へと導きます。プラセンタエキスとビタミンCが肌の代謝を促進する働きをもつので、シミにお悩みの方や予防としてもご使用いただけます。内容量と比較してお値段が高いようにも感じますが、1回の使用で1プッシュすれば十分なのでコスパも決して悪くありません。新たな化粧水や保湿クリームを試すのが怖いという方でも、ディアセラムなら安心してご使用いただけます。

ブランド LNC(⇒公式サイト)
有効成分 ビタミンC/プラセンタ
内容量 35ml
使用感 なめらか

小さいときから通っている皮膚科の先生におすすめされて使うように。テクスチャーは、するっと肌に馴染む感じだけど、伸ばした後も手のひらと頬っぺたが吸い付くように潤いを与えてくれます。(アットコスメ

香水ボトルのような、キラキララメの入った瓶にはいっていて置いてあっても可愛いのがポイントです。馬プラセンタ 配合で、肌がしっとりした気がします。(アットコスメ

第4位

ちふれ 美白美容液 1,000円(税抜)

ちふれの美白美容液は、有効成分アルブチンとビタミンCが含まれていることから、肌のターンオーバーを促進させてメラニンの排出を促す効果が期待できます。肌にハリを与えるヒアルロン酸も配合しており、継続して使用することでもちもち肌をつくるのに役立ちます。化粧水で潤いを与えた後に保湿として使用するのがおすすめです。コスパも悪くないので長期的に使用できそうですね。長年使用している方も多く賞賛の声が多数あがっています。

ブランド ちふれ(⇒公式サイト)
有効成分 アルブチン/ビタミンC
内容量 30ml
使用感 しっとり

こちらを使うと肌のキメが整います。使う前と使った後では全然見た目が違います。私の肌の状態にとても合っていました。キメが整って、肌がワントーン明るくなったように見えます。(アットコスメ

肌馴染み、保湿力に優れていて、ベタベタしない。ワンプッシュで十分コスパ最強です!色んな美白美容液を試してきましたが、自分にいちばん合うものと出会えました。(アットコスメ

第5位

 

サエル  4,500円(税抜)

サエルは、美白成分(アルブチン)に加え、デイリリー発酵液という肌色のメラニンを生成する成分を含んでいます。おすすめの使用方法は、シミの予防として継続して使用することです。サエルの美白化粧品はセットでの購入もできますので、徹底的にシミを防ぎたいという方はぜひお試しください。非常に低刺激性であるため、敏感肌の方でも安心してご使用いただけます。

ブランド ディセンシア(⇒公式サイト)
有効成分 アルブチン
内容量 125ml
使用感 みずみずしい

みずみずしいテクスチャーですが、顔につけてみると、少しとろみも感じるし、保湿してくれています。美白ローションですが、塗ったあとももちもち肌が続き保湿もしっかりしてくれました。敏感肌に対応してくれているので、体調やコンデションが良くない時でも肌に優しく美白ケアしてくれるのは嬉しいです。(アットコスメ

テクスチャーは柔らかくてさらっとしています。敏感肌用の美白ケアができるスキンケアです。使ってみて段々と肌の透明感がでてきてびっくりしました。(アットコスメ

美白化粧品の効果的な使い方とは?

美白化粧品を購入しても使用方法を間違えてしまうと効果も半減してしまいます。使用している美白化粧品の効果を最大限に高めるためのコツを3つご紹介します。

ポイント➀:適量に使用する

効果が期待できるからといって、つけすぎても無駄となります。その理由を述べます。

  1. 肌に吸収できる水分量は決まっている
  2. つけすぎてしまうと、顔がテカる原因にもなる

化粧水を日常的に使用されている方であれば、お分かりかと思いますが。最初につける時より、2回目以降の方が吸収力は悪くなりますよね。それは、肌に充分な水分(栄養)が行き届いた証拠です。この状態からさらに水分を与えようとしても吸収することができないので、残念ながら無駄となってしまいます。特に、油分の強いしっとりタイプを多量につけた場合、顔がテカってしまいます。吸収できる水分量は肌が教えてくれますからそれに従ってください。

ポイント③:顔全体にはまんべんなく使用する

多くの方はまんべんなく使用しているかとは思いますが、頬骨の周囲や耳の後ろなどは特に忘れやすいので注意してください。全体に浸透させるためにコットンを使用するのも良いです。肌に水分が十分に浸透するまでパックを堪能してみてはいかがでしょうか。

ポイント④:継続して使用する

継続して使用することは非常に大切です。1度や2度使用したからといってシミの予防対策ができたわけではありません。紫外線やメラニンをつくる要素を毎日吸収、産生しているのですから予防対策も毎日しなくてはなりません。ただ、あなたの肌質に合ったものを使用しなければいけませんよ。

内側からのシミ予防対策とは?

美容化粧品は身体の外部から栄養素を与えますが、内側からもケアしてあげないとお悩みは改善しません。以下の3点は最低限見直していただきたい内容ですので要チェックです。

チェック➀:睡眠

睡眠中は、肌のターンオーバーに大きく関係する成長ホルモンが最も分泌します。睡眠をしっかりとれていなければ、肌の状態は次第に悪化していきますよ。どうしても不規則になってしまう方は、食生活に気をつけましょう。

チェック②:規則正しい食生活

栄養バランスのしっかり取れた食事をとることは大前提です。特に肌との関係が深いビタミンやミネラルを上手に摂取していきたいですね。食生活が偏ってしまう方はサプリメントを服用して不足した栄養素を補うようにしてください。

チェック③:日焼け止めはしっかり塗る

紫外線がメラニンの産生を促してしますので、日焼け止めクリームをしっかり塗りシミの発生を未然に防ぎましょう。商品によっては、肌の状態を良好に保つのに役立つビタミン成分が入っていますので、そちらを選ぶようにしてください。

シミができて治らない場合は皮膚科へ

生活習慣の改善や美白化粧品をしばらくしようしても効果を得られない場合は皮膚科を受診してください。特に、長い間放置していた頑固なシミである場合は、美白化粧品の効果を実感できない場合があります。皮膚科で行われる施術と処方について述べます。

レーザー治療

レーザー治療は、シミが剥がれ落ちるためのお手伝いをするという目的で行われるもので、決してその場でシミが完全になくなるというものではありません。また、全てのシミに適用されるわけではありません紫外線の影響によってできたシミであれば、概ね取り除くことが可能です。ただ、シミのレーザー治療によって色素沈着がおきることもありますので注意してください。受診をすることで状態がわかるかと思います。

医薬品処方

主にビタミンC(ビタミン剤)を処方されることが多いです。基本的には保険適用になりますが、厚生労働省から認可されている薬かどうかで変わってきますので、受診した場所の医師に確認しておきましょう。レーザーに比較すると治療に時間を要すものの、症状が軽い場合は早期治療が可能であることもありますので受診するかどうかの判断はなるべく早めにしてください。

まとめ

シミの予防には美白化粧品の使用だけでなく、生活習慣の見直しが必要です。筆者の主張をまとめます。

  1. 美白化粧品はあなたの目的に合ったものを継続して使用することが大切
  2. 食事や睡眠などの生活習慣を見直して内側からもシミの予防を図ろう
  3. シミがとれない場合は、皮膚科へ受診して治療、処方薬を受けよう

上記を踏まえてシミを徹底的に予防し、理想の肌を手に入れましょう!

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