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そのニキビはストレスが原因!?大人ならではの肌事情と対処方法を解説!

SkinCare

仕事や家事に忙しい大人女性は、ストレスからニキビができてしまうことが珍しくありません。

✔上司と後輩の間で板挟み
✔人間関係がうまくいっていない
✔恋人と喧嘩してしまった
✔子育てが忙しい

こんな悩みを抱えているうちに、ポツンとニキビができてしまったことはありませんか?ストレスによるニキビは何度も繰り返してしまうことも多く、正しいスキンケアができていないと悪化させてしまうことすらあります。

なぜストレスからニキビができてしまうのか、どうケアしていったらいいのか、ニキビに悩む大人女性の知りたいことをたっぷりと解説していきます!

なぜストレスでニキビができてしまうの?

昔から「ストレスは美容の大敵」といわれますが、なぜストレスでニキビができてしまうのでしょうか?その原因を探ってみましょう。

原因①:バリア機能の低下

バリア機能とは、生まれつき持っている肌を守る機能のことです。 皮脂でできた薄いヴェールが細菌などの侵入を防ぎ、乾燥しないように水分の蒸発から守る役目をしています。

ところがストレスがたまってしまうと、自律神経が乱れて、このバリア機能まで低下してしまいます。するとバリア機能が低下した肌はみずからを守りきることができなくなり、 乾燥しやすく、ターンオーバーが乱れやすくなるので、毛穴が詰まってアクネ菌が繁殖しやすい環境となってしまうのです。

一生懸命スキンケアをしてもニキビができてしまうのは、このバリア機能の低下が関係していると考えられます。

原因②:ホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌

思春期にできるニキビは成長期ゆえのホルモンバランスの乱れが大きな原因ですが、大人になってからのニキビにもホルモンバランスが影響しています。

なぜなら、 ストレスがたまっているとホルモンのバランスが乱れて、男性ホルモン「アンドロゲン」が活発になり、皮脂の分泌が過剰になりやすくなるからです。

ニキビは、 毛穴に皮脂が詰まることがそもそもの原因です。皮脂が過剰に分泌されてしまうと、毛穴から排出しきれず、どうしても詰まりやすくなってしまうのです。

そして毛穴に詰まった皮脂は、アクネ菌の大好物。温かく適度な湿度がある毛穴の中でどんどん増殖し、ニキビをまねくようになります。

また、ストレスがたまると無意識のうちに「やけ食い」をしがちですが、甘いものや脂っこい食べ物はニキビを悪化させるもとです。

このようにストレスがたまると、自らニキビをまねきやすくなってしまうため、ニキビがよくなってもまた新しいニキビができて……という悪循環に陥ります。

原因③:ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーとは、肌の生まれ変わりの機能ことです。私たちの肌では、日々新しい細胞が生まれて、古くなった角質は垢となって自然に剥がれ落ちるようになっています。

このサイクルは一般的には4週間程度といわれていますが、乾燥やホルモンバランスの乱れがあると、遅くなってしまいます。

乾燥もホルモンバランスの乱れもストレスによって引き起こされる症状のひとつ。ターンオーバーが遅れると、本来自然に剥がれ落ちていくはずの角質がいつまでも肌に留まってしまうので、角質がどんどん厚くなっていきます。

そして角質が厚くなると、毛穴の上にも古い角質が積もり、毛穴の中で行き場を失った皮脂が詰まって、ニキビが引き起こされることになります。

原因④:不眠や睡眠不足

現代人はどうしても睡眠が乱れがち。とくにストレスがたまっていると、イライラして寝付けなかったり、心配事があって夜中に目が覚めてしまったりしがちです。

実はこの睡眠不足もニキビの原因。昔から「睡眠不足は美容の大敵」といわれるように、ストレスで眠れなくなると、ターンオーバーやホルモンバランスが乱れやすくなります。

とくに睡眠中は、肌の生まれ変わりであるターンオーバーが行われる大切な時間。そのターンオーバーを整えてニキビができにくい肌をめざすには、夜更かしをやめて、ひと晩ぐっすりと眠ることは欠かせないのです。

なかなか眠れない人は、寝る前に温かい飲み物で体を温めたり、寝る30分前から目を刺激するスマホやテレビは見ないようにしたりすると寝付きやすくなります。ぜひ試してみてください。

原因⑤:活性酸素の発生

ストレスは活性酸素を発生させます。活性酸素とは、呼吸で取り入れた酸素の残りのようなもの。

通常は体を守るために働いているのですが、 活性酸素が過剰になってしまうと、細胞を攻撃することがあります。すると肌にとって大切なコラーゲンなども傷つき、肌の再生が難しくなってしまうことに……!

ニキビ跡がいつまでも残ってしまう人は、もしかしたら活性酸素が影響しているのかもしれません。

思春期ニキビとストレスニキビはどう違う?

一般的に、10代のころにできるニキビを思春期ニキビ、成人してからできるニキビを大人ニキビと呼んでいます。

ストレスニキビは、大人になってからできるニキビの症状のひとつなので、大人ニキビに含まれます。

思春期ニキビも大人ニキビも、毛穴が詰まってアクネ菌が繁殖してできることに変わりはありません。ただ、そうなる原因は違います。

思春期ニキビは、体に成長にともなうホルモンバランスの乱れが原因。大人ニキビの原因は不規則な生活やストレス、食生活の乱れなど、多岐にわたります。そのため、大人ニキビができてしまう人には、生活習慣とスキンケアの見直しをおすすめします。

ストレスニキビはどう対処したらいい?

ストレスニキビができてしまう人は、まずはニキビになりにくい肌環境を整えることから始めましょう。ストレスでニキビができてしまう原因は主に5つ。

✔バリア機能の低下
✔皮脂の過剰分泌
✔ターンオーバーの乱れ
✔睡眠障害
✔活性酸素

ニキビ予防には、 肌を傷めない洗顔と適切な保湿ケアでバリア機能を守ることが基本です。「ニキビがあるからしっかり洗わなくては」とゴシゴシするのではなく、うるおいを守るやさしい洗顔をし、「べたべたするのは苦手だから」とスキンケアをおサボリするのではなく、水分と油分のバランスを整えられる保湿ケアをしていきましょう。

ニキビができた場所をチェック!ストレスニキビはどこにできる?

ニキビはできた場所によって、ある程度原因を推測することが可能です。いつも同じ場所にニキビができてしまう人は、ニキビができる原因を考えてみましょう。

チェック箇所①:顎まわり

ストレスによってできやすい場所です。とくに胃腸の具合が悪いと、皮脂のコントロールが難しくなります。 胃が痛くなるほど悩みを抱えていると人は要注意。

また、ストレスを感じると男性ホルモンの分泌を促すコルチゾールというホルモンが分泌されます。男性ホルモンには皮脂の分泌を促す働きがあるため、皮脂腺が多い口まわりにニキビができやすくなります。

チェック箇所②:おでこ

皮脂の分泌が多いところですが、 意外な落とし穴となるのが前髪による刺激やシャンプーの洗い残しです。洗顔やシャンプーはしっかりとすすぎ、清潔を心がけましょう。

チェック箇所③:頬

乾燥しやすいところなので、乾燥から不調に陥りやすいところです。 女性はファンデーションが毛穴に詰まりやすいので、洗い残しの内容に注意したいところです。また、メイクをするときのスポンジやブラシによる刺激もニキビの原因となることがあります。

チェック箇所④:鼻

皮脂の分泌量が多く、テカリやすいところです。さらに 凹凸があるのでクレンジングや洗顔でも洗い残しが多く、メイク汚れがニキビをまねくことも……!メイクは鏡を見ながらすみずみまで落とすようにしましょう。

ストレスニキビのスキンケアポイントとおすすめの化粧品を紹介!

ここでは、ストレスニキビに悩む人が覚えておきたいスキンケアのコツと、おすすめできる化粧品を3つ紹介していきます。

①:洗顔はあくまでマイルドに!

まず気をつけたいのは、洗顔です。ニキビができやすい人はどうしても皮脂が気になってしっかり洗いたくなりますが、 実は洗顔によって肌にとって必要な水分や皮脂が奪われすぎてしまうことは大きなダメージです。

とくに大人ニキビは乾燥が大きく関係しています。肌が乾燥すると、乾燥から肌を守るために、さらに皮脂を分泌してしまうので、要注意!

正しい洗顔は1日2回、朝晩やさしく洗う方法です。ニキビが気になっても洗いすぎはいけません。

また、こすって洗うのではなく、たっぷりの泡で包み込んで、泡をクッションにして軽くマッサージする要領で洗いましょう。

dプログラム コンディショニングソープ 1,650円(税込み)

dプログラムは資生堂が敏感肌のために開発したブランドです。こちらのコンディショニングソープはニキビや肌荒れに悩む人からも刺激なく洗えると好評で、顔だけでなく、体にも使えるところがポイント。

背中ニキビのケアにもおすすめですよ♪また、敏感肌のためのブランドなので低刺激設計となっており、敏感肌の方のご協力によるパッチテストを行っていることからも、ニキビで悩んでいる人におすすめしたい石けんです。

ブランド 資生堂(→公式サイト
内容量 100g
使用感 つっぱらず、さっぱりするのにしっとり
肌への優しさ パラベン(防腐剤)フリー、鉱物油フリー、無香料、無着色

ニキビができるようになり購入しました泡だてネットで泡立てるともっちり泡ではないですが柔らかめの泡になります朝晩泡だてて丁寧に洗顔していたらニキビは良くなりました(アットコスメ

どんなに肌の状態が悪い時でもピリピリやツッパリ感を感じたことはありません。安心して毎日使えます(*´`)(アットコスメ

②:化粧水でしっかり保湿!

ニキビができやすい人こそ、保湿が大事です。肌を守っているバリア機能は乾燥から低下してしまうので、すこやかな肌を維持するためにも、洗顔の後はしっかりと保湿ケアを行いましょう。

この保湿ケアを行うことで、 ターンオーバーの乱れを防いだり、皮脂が過剰に分泌されるのを防いだりできます。

化粧水をつけるときはコットンでつける方法と、手のひらでつける方法がありますが、おすすめは手のひらでつける方法です。

コットンは繊維が肌に刺激となってしまうことがあるので、化粧水を手のひらに出したら、体温で温めて浸透させるように、じっくりとなじませていきましょう。

薬用アクネレスローションEX 3,080円(税込み)

あのドクターシーラボから、ニキビ予防のための化粧水です。肌荒れを防ぐ有効成分がサリチル酸とグリチルリチン酸2Kの2種類配合されており、さらに6種類の植物エキスがうるおいを与えます。

ニキビ肌の人が避けたいオイルは配合されておらず、ニキビのもとができにくいことを確認するノンコメドジェニックテスト済というのもおすすめポイントです。

ブランド ドクターシーラボ(→公式サイト
有効成分 サリチル酸、グリチルリチン酸2K
内容量 150ml
使用感 さっぱり
肌への優しさ 無香料・無合成着色料・オイルフリー・パラベンフリー

高校生になる息子が使っています。皮脂分泌が活発になり始めた中学生から使っていてニキビもひどくならずに維持できているのでオススメです(*^^*)私も肌の状態に合わせて使っていますが、さっぱりしつつ保湿もでき、軽い吹き出物なら翌日には治りますよ~!(公式サイト

リニューアル初の使用です。今までのよりしっとりした感じがあり、色も透明になっていました。でもベタベタ感はなく、サッパリタイプの化粧水で冬は気になりながら使っていましたがこちらなら安心して使っていけると思いました。(公式サイト

③:さっぱりとした乳液でうるおいを逃がさない!

化粧水をつけた直後はしっとりとうるおい感があるので、乳液は必要がないように思うかもしれませんが、 蓋の役目をする油分がないと肌の水分はどんどん蒸発してしまいます。

うるおいを保ちつつ、サッパリとした乳液でスキンケアをしめくくりましょう。

ルナメア ジェルクリーム 2,640円(税込み)

グリチルレチン酸ステアリルとトコフェロール酢酸エステルの2種類の肌荒れ予防有効成分を配合した、さっぱりと使えるジェルです。

毛穴の中まで有効成分を届けられる独自の「アクネシューター(R)」という成分で、ニキビのもとを作る毛穴の中までスキンケア!今まで乳液が苦手だった人でも使いやすいですよ。

ブランド 資生堂(→公式サイト
有効成分 グリチルレチン酸ステアリル、トコフェロール酢酸エステル
内容量 60g
使用感 ベタつかずサラサラ
肌への優しさ 無香料、合成着色料不使用

もう何本もリピしています。重すぎず、乾燥しないジェルクリームとして最高です!脂性肌で大人ニキビができやすい人におすすめです。(アットコスメ

混合肌(夏は脂性肌寄り)でニキビができやすい私が夏に愛用している乳液です。夕方になっても油分過多にならず、ニキビの発生を抑制してくれていると感じられます。(アットコスメ

【 編集部オススメ化粧品!! 】

メルライン  1,980円(税抜き)

大人ニキビのケアを考えて作られた薬用オールインワンジェル。

独自抽出のプラセンタエキス“ビオカタライザープラセンタ”が肌のコンディションを整えるとともに、厳選した10種の高濃度保湿成分が肌をしっとりなめらかに。

大人ニキビ最終手段。繊細なあなたの肌に・透明感あふれる素肌に。

ブランド Real Beauty Care(→公式サイト
主な成分 グリチルリチン酸2K、水溶性プラセンタエキス
内容量 55g
使用感 しっとり
肌への優しさ 香料、着色料、タール系着色料、紫外線吸収剤、パラベン、鉱物油

まとめ:ストレスニキビは正しいスキンケアで予防しよう!

大人になるとどうしてもストレスから肌荒れを起こしやすいものです。ニキビが治ってもまたすぐにできてしまうなら、肌そのものがニキビの連鎖を断ち切れない状態なのかもしれません。

バリア機能を守り、皮脂が過剰にならないようにうるおいを与えてくれる化粧品で、しっかりと肌を守ってあげましょう。

また、軽い運動や気分転換などでストレスを発散させることも大切です。無理なく続けられるストレス解消方法を見つけて、つるぴか肌をめざしてくださいね♪

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